これからビジネスに必須な人材
クリエティブマーケター
🟦 こんな方へオススメ
- これから農業を始める予定
- 農業を営んでいるが利益が出ていない
- さらに販路を広げて業績を上げたい
🟦 習得内容
- 青果の基本的な流通ルート
- オンラインショップの種類と特徴
- 注目のオンラインマルシェとは
農業離れの要因として挙げられるのが収入になります。従来通りの卸売業者に全て委託するのではなく、自分たちの努力によって問題解決できる方法が誕生しています。ここでは、農家の皆さんで取り組むことができる新しい流通方法について解説していきます。
レッスン内容
青果を販売する方法
個人で作った野菜や果物を販売するのに許可は基本的にありません。ただし、加工した野菜・果物(ジャムや漬物など)を販売する場合は、販売許可(営業許可)を取得する必要があります。
農協の直売所に個人で栽培した野菜や果物を持ち込んで販売する方法です。ネット販売と同様に加工食品でなければ許可は必要ありません。農協の一番のメリットは、出荷した野菜や果物を全て買い取ってくれることです。しかし、条件をクリアしていなければ出荷することができないため、品質が求められます。また、販売価格は時価になるため、生産者側が設定することはできません。
既存の直売所に販売するのではなく、個人で直売所を開き販売する方法です。圃場や自宅の敷地内に作られていることが多いです。個人の直売所は「自宅の敷地内」であれば許可・届出は不要です。例えば、台や簡易的な小屋を立てて販売するだけであれば許可や届出は不要です。 個人の直売所の場合、売上の全てが収入になります。集客は売るための仕組みづくりには苦労する点があるかもしれませんが、上手くいけば大きな利益を得ることができます。
ネット販売は、営業時間や場所に制限されることなく販売することができます。 そのため、販路を拡大していきたい方にはおすすめです。個人で栽培した野菜や果物をネットで販売する場合、販売許可は不要です。しかし、ネット販売では、特定商取引法を守る義務があることと、農産物加工品を販売する場合は、営業許可と食品衛生責任者資格が必要になりますのでご注意ください。
近年は、自家生産した食材や提携農家が生産した食材、地域の食材を使用している「農家レストラン」が増えています。また、農家レストランと謳っていない飲食店でも、食材にこだわるお店が多くなっていて、それがウリにもなっています。特に、有機栽培や自然栽培で作られた食材は需要が高まっています。
小売業者と直接契約し出荷する方法です。市場出荷の場合、取引価格が日常的に変動しているため収入が安定しにくいのですが、契約出荷の場合は、契約時に出荷する品目や数量、価格などが決まるため、収入が安定しやすいというメリットがあります。収穫した野菜をそのままスーパーや百貨店などで「新鮮野菜」「朝採り野菜」などと販売しているケースもあります。生産した大半の野菜を契約先に出荷している農業法人も多いです。新鮮な野菜を販売できることから、リピート顧客獲得・ブランド化にもつながり、多くのメリットが期待できます。
道の駅は「鮮度の高く美味しいものを安く買える」として周辺住民や観光客から注目を集めており、出店手数料が安いため、利益率が高いというメリットがあります。また、価格を自分で設定して販売できます。しかし、買い取ってもらえるわけではないため売れ残りを引き取る必要があり、売れるようにするための工夫も必要です。道の駅は、農家の収入増はもちろん、地域の活性化などさまざまな機能が求められていることから、農産物の販売だけでなくさらなるビジネスチャンスを見出せるかもしれません。
スーパーやコンビニの一角に地元野菜の売り場(直売コーナー)が設けられているケースが増えています。農家が持ち込んだ地元の新鮮な野菜が並んでいるため、身近なお店で手軽に新鮮な野菜を購入できるとして、多くの人に喜ばれています。売り場に限りがあるため、陳列できる量は限られますが、持ち込む農作物や量の取り決めがない場合が多く、出荷しやすいというメリットがあります。高級志向のスーパーでは、価格よりも鮮度や安全性を重視する顧客が多く集まるため、ニーズが高まっています。
移動販売は、店舗を持たずに軽トラなどを使い、様々な場所で商品を販売する方法です。 移動販売の場合、販売する場所によっては許可が必要です。例えば、イベントスペースでの販売は、運営元に確認する必要があります。公道であれば、市区町村の役所で道路使用許可を取る必要があります。※場所によっては許可が必要なので、事前に調べてから移動販売をスタートするとよいでしょう。もちろん、加工品の販売には営業許可が必要です。
一般的な青果の流通
生産者(農家)の手で収穫された農作物は地元の出荷団体(農協)へと出荷されます。農家は収穫した野菜を青果市場やJAへ出荷(販売委託)し販売しており、青果市場やJAに販売価格に対して販売手数料を支払っています。 現行は青果市場へ8.5%、農協を経由する場合にはそれに加えてJAの手数料2%が上乗せされています。2023年8月現在
農業協同組合は、日本において農業者によって組織された協同組合である。農業協同組合法に基づく法人であり、事業内容などがこの法律によって制限・規定されている。なお、全国農業協同組合中央会が組織する農協グループを、愛称としてJAと呼び、略称として「JA○○」の呼称を用いている。
青果とは野菜と果実の総称であり、それらの供給者と需要者とが会合して取引をする特定の場をいう。 かつては青物市と呼ばれた。 現在では,中央卸売市場,地方卸売市場,その他の卸売市場の三つの形態があります。。卸売業者は、出荷団体(農協)から集荷した品物を市場内の卸売市場で、毎朝行われる競売(セリ)や、相対取引(相対売り)を行い、仲卸業者や売買参加者へ販売します。
仲卸業者は、取引で 買った商品を、販売先 (八百屋やスーパー、 レストランなど)からの注文を受けて、パッキング、小分け、配送を行います。 全国からトラック等で食材が卸売市場に集められます。
小売業者とは、生産者、メーカー、卸売業者から購入した商品を最終顧客に販売する業者になり、百貨店、スーパー、コンビニ、各種の専門店です。 直販の流通経路を持たないメーカーにとっては、どうずれば自社製品を有力な小売店に置いてもらえるかが、マーケティング戦略において重要になります。
市場流通と直売流通の費用比較
市場流通
- 小売業者 25%
- 仲卸業者 10%
- 卸売業者 5%
- 運搬出荷 15%
- 生産者利益 20%
- 生産者経費 25%
直売流通
- 販売所の手数料 0〜10%
- 広告宣伝費 0〜20%
- 運搬出荷 0〜15%
- 生産者利益 30〜60%
- 生産者経費 25%
市場流通であれば、確実に小売業者(スーパーやコンビニ)に届きますが、人件費等で販売価格が高くなるだけでなく、生産者の利益も低くなってしまいます。一方で直売流通であれば、認知されるまでに時間がかかりますが、ファンがついてくれれば、市場流通よりも販売価格を抑えることで優位性を出すだけでなく、利益率を高くすることができます。
直接販売による相乗効果
農場にレストランや体験農場を併設し、美味しく安全な農産物を使った料理を提供したり、実際に収穫してもらったり、育てた農産物をウリとした新たなビジネスも生み出します。
かつては農村から出荷された農産物が都市部で販売される流れしかありませんでしたが、近年は都市部の人が農村の直売所・道の駅を訪れ、購入する流れもできています。そして地域内外の交流が新しい産業の創出や観光の活性化にもつながり、さらには雇用が生まれ、賑わいを取り戻す効果なども生み出しています。
直接販売はどのような農作物が売れているのかがわかりやすく、消費者の声を取り込めます。新規作物の試験販売へのハードルが高くありませんし、情報収集によりどこにどのように出荷したらより多くの収入を得られるのか、経営のヒントもみつかるでしょう。
ネット販売にかかる費用
野菜や果物をネット販売する際にかかる費用は、プラットフォームの利用に関わる費用・作物の発送に関わる費用・その他費用の3つに分けられます。
初期費用 | ネットショップの開設や登録にかかる費用です。ショッピングサイトが作れるサービスを利用する場合、初期費用が0円のものから数万円するものまで、幅広いタイプのものがあります。 |
月額費用 | 毎月の出店の維持にかかる費用のことです。月額出店料、月額システム利用料としても表されます。 |
販売手数料 | 商品が売れたタイミングで数%かかる手数料のことです。初期費用などが無料の場合は販売手数料が少し高めに設定されている場合があります。 |
決算手数料 | ネットショッピングは、クレジットカードなどの外部の決済手段を用いる場合がほとんど。出店側はお客さんがクレジットカード等を使えるようにするために、カード会社との提携が必要です。 |
梱包資材 | 商品となる作物を包む梱包資材にかかる費用です。梱包資材には商品を外傷から守り、品質・鮮度を維持するという大切な役割があり、欠かすことができません。段ボールやビニール袋などが梱包資材にあたりますが、これらは単品で買うと単価が高くなるため、まとめ買いしておくことをおすすめします。 |
送料 | 商品をお客さんのもとへ届けるために必要な費用です。ネット販売は出品から発送までを行わなければいけないため、送料も自己負担である場合がほとんどです。(地域ごとに変動するため、お客さん負担にしている方もいらっしゃいます。)野菜便や冷蔵便、冷凍便などを使うと鮮度を保ったまま届けることができるようになります。農家の方が運送会社と提携しておくと送料が安くなることもあるため、業者の方に声はかけておくようにしましょう |
ウェブサイト | ホームページやランディングページを作成する場合にかかる費用になります。ウェブサイトは必ずしも必要ありませんが、住所や連絡先、生産者やこれまでの実績などを表示させる際に効果的です。また、メディア等でPRする場合などの信用度に少し影響があります。 |
SNS運用代行 | Instagram、Youtube、TikTok、Xなど、情報を発信するメディアを代行する場合にかかる費用になります。自分たちでできるようになれば、この費用は0円になります。 |
広告宣伝費 | SNSや無料で取り組む広報ではすぐに認知されることは困難な環境です。そこで、役立つのが広告宣伝です。以前はテレビCMや雑誌などしかありませんでしたが、ウェブ広告を活用すれば、ターゲットを絞って訴求することができます。ブランディングや知名度が上がるまでは必要経費として認識しておきましょう。 |
オンラインショップの種類と特徴
リアル店舗ではなく、オンラインショップで青果を販売する方法になります。これまでのようなモール型ECサイトだけではなく、自社で運営できるサービスも増えています。これから自分たちで実施する際に役立つ情報なので、それぞれの特性について把握しておきましょう。
amazon、Yahoo!、楽天などになります。消費者は全国のお店から商品を選ぶことができ、利便性が高く、ポイント還元やセールなどもあるため、多くの方が利用しています。出店側としても集客がしやすく、すでにシステムがあるためネット販売を始めやすくなっていますが、その分費用が高くなります。また、競合店も多いため、広告しなければ上位に表示されなど、コスト面に注意が必要です。
導入が簡単な決済機能やショップのHPデザイン、解析ツールなど、ネットショップの運営に必要な機能を備えたおり、費用やWeb技術、時間などのさまざまな理由でこれまでネットショップをはじめることが困難だった方も、すぐにネットショップをはじめることができます。また、マーケティングの自由度が高く、ブランディングが可能ですが、消費者から信頼を得るために時間がかかったり、集客に多くの費用がかかる場合があります。
代表的なサービス
STORES

HP | https://stores.jp/ |
概要 | ストアーズの強みは、低コストかつ機能やデザインが豊富なため、十分なECサイトの構築・運営ができる点です。 ストアーズは無料プランの場合でも、決済手段や機能が十分に揃っています。 例えば、クレジットカードはもちろんのこと、ID決済やコンビニ決済もあります。 |
詳細はこちら
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 0円 |
販売手数料 | 0円 |
決済手数料 | 5% |
サービス内容 | ・アイテム登録数無制限 ・デザイン機能も使い放題 ・豊富な決済手段 |
Shopify

HP | https://www.shopify.com/jp/blog/mall-vs-ecplatform |
概要 | Shopifyは、越境ECや海外販売に強いというメリットがあります。対応している言語および通貨が豊富で海外発送も可能なため、越境ECも可能です。 カスタマイズによって、海外向けのECサイトも手軽に開設することができます。 また、AmazonやeBayなどの、大手海外モールとも連携が可能です。 |
詳細はこちら
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 月払い:33米ドル/月 年払い:25米ドル/月 |
販売手数料 | 0円 |
決済手数料 | 日本のオンラインクレジット 3.4% JCBのオンラインクレジット4.15% |
サービス内容 | ・オンラインストア ・無制限の商品登録数 ・2人分のスタッフアカウント ・24時間体制のサポート ・販売チャンネル ・Hydrogenのストアフロント ・在庫のロケーション 1000まで ・注文の手動作成 ・クーポンコード ・無料のSLL証明書 ・カゴ落ち対策メール ・ギフトカード ・レポート ・顧客セグメンテーション ・マーケティングオートメーション ・無制限の連絡先登録数 ・Eコマースオートメーション ・国際マーケット管理 ・市場土面とサブフォルダ ・言語翻訳 ・通貨換算 ・現地決済方法 ・マーケット別の商品価格設定 |
BASE

HP | https://thebase.com/price/ |
概要 | 基本機能が無料な点です。 加えて、ネットショップオーナー向けの資金調達サービスや、リアル店舗販売を販促支援するサービスなど、オーナーのブランド作りを支える仕組みが充実している点が挙げられます。 |
詳細はこちら
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 0円 サービス利用料 3% |
販売手数料 | 0円 |
決済手数料 | 3.6%+40円 |
サービス内容 | ・幅広い決済 ・Instagram販売 ・Instagram広告 ・TikTok商品連携・広告 ・Google商品連携・広告 ・予約販売 ・抽選販売 ・シークレットEC ・NEOlogi ・英語、外貨対応 ・送料詳細設定 ・Google Analytics設定 ・広告効果測定 ・HTMLタグ管理 ・メールマガジン ・注文データダウンロード ・アンケート ・メンバーシップ ・CSV商品管理 ・送り状データダウンロード ・かんたん発送 |
カラーミーショップ

HP | https://shop-pro.jp/ |
概要 | カラーミーショップは2005年から運営を開始した老舗のサービスのため、運営ノウハウが蓄積されており、手厚い機能やサービスを利用できるのが強みです。 そのため国内最大級のECサイト作成サービスとして、2022年時点で、40,000社を超える店舗が利用しています。 |
詳細はこちら
初期費用 | 3,300円 |
月額費用 | 4,950円/月 |
販売手数料 | 0円 |
決済手数料 | 4%〜 |
サービス内容 | ・デザインテンプレート ・HTML/CSS編集 ・フリーページ作成 ・住所の自動入力補完 ・最小限のページ遷移 ・メールアドレスエラーチェック ・Amazon連携 ・在庫連携 ・対面決済 ・SNS連携 ・ID決済 ・顧客管理 ・メルマガ配信 ・SEO ・SSL ・独自ドメイン ・HTML/CSS編集 ・CSVダウンロード ・定期購入機能 ・クーポン機能 ・レビュー機能 ・ギフト設定 ・公式スマホアプリ |
成功事例のサイト
フリマアプリとは、専用のアプリやサイトを通して個人間で商品を売買できるサービスです。インターネット環境があれば、スマホやPCなどの端末でどこからでも利用できます。ネットショッピングと同じように、フリマアプリでキーワードを検索して表示された出品物から選んで購入する流れです。様々な物品が出品されているため、自分たちの出品物が発見されない場合もあります。
代表的なサービス
登録している農家や漁師などの生産者と直接やりとりをして食材を購入することができます。生産者と直接対面するため、“顔の見える相手”から商品を買えるという安心感があり、仲介卸売業者を挟まないため、相場より安く商品を購入できます。登録さている農家や漁師を選択することもできるため、選択肢の幅が広がります。
代表的なサービス
ポケットマルシェ

HP | https://poke-m.com/ |
概要 | ポケットマルシェは生産者から食材を直接送ってもらえる産地直送EC(通販サイト)です。商品数は約16,000品以上と、数多く取り揃えられています。野菜や果物、肉、魚、卵など、日常に必須な食材から、加工食品や花まで幅広い商品から選べ、市場には出回らない商品に巡り会えることも。また、生産者と直接コミュニケーションを取ってお買い物ができる点も魅力で、購入前に気になることやおいしい食べ方などを気軽に聞けます。 |
詳細はこちら
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 0円 |
販売手数料 | 20% |
決済手数料 | 110円 |
食べチョク

HP | https://www.tabechoku.com/lp/farmer/ |
概要 | 食べチョクは日本全国の生産者さんが、食材やお花などを消費者に直接販売している日本最大のオンライン直売所です。 市場や小売店を介さず生産者さんから直接お届けするため、収穫から最短で24時間以内の鮮度の高い食材などをお届けしています。 |
詳細はこちら
初期費用 | 0円 |
月額費用 | 0円 |
販売手数料 | 8〜18% |
決済手数料 | 0円 |
オンラインマルシェの期待効果
農産物を消費者に届ける方法を紹介してきましたが、最も期待できるのが「オンラインマルシェ」です。マルシェとは市場を意味します。卸業者ではなく、消費者が直接買い付けることができます。農産物や海産物などの専門オンラインマルシェがあることで、生産者も消費者も集中して購入することができます。特に生産者にとっては自分たちでマーケティングできる自由度が高いので、ビジネスの可能性を秘めています。
農家が産直ビジネスに参入することで、地域や規格にとらわれない農産物の販売が可能になります。調理方法の提案など消費者とのコミュニケーションを通じて農産物をブランド化し、付加価値と収益を高めるメリットも期待できます。農家にとっても生産のやりがいを感じられるでしょう。
農家直送では市場を通さず消費者に農産物を直接販売するため、販売手数料などの中間マージンは発生しません。中間マージンを削減できた分だけ消費者に安く農産物を提供でき、価格競争力も高まります。卸売価格や店舗の小売価格にとらわれず、農産物の状態に応じて柔軟に価格を設定できるので、利益率の向上も期待できます。
実店舗とは異なり、全国に向けて農産品に関する情報を発信できるため、販路を拡大するチャンスが生まれます。近年ではネットショップ作成サービスも充実しており、スマホがあればその日から農家直送をスタートできます。わかりやすい言葉で商品を説明したり動画・写真で生産現場を紹介したりするなど、工夫により差別化することが、消費者に選ばれるポイントとなるでしょう。
農家が消費者に直接農産物を販売する場合は、市場の出荷基準を参考にしつつ、独自の基準で品質を判断しても問題ありません。そのため、市場に出荷できない規格外野菜や生産調整に伴って余剰となった野菜も販売することができます。市場出荷と農家直送を組み合わせることで販路の多様化が可能で、収益を増やすチャンスにもつなげられます。また、フードロスを減らせるため、SDGsへの取り組みと関連づけて持続可能な社会づくりに貢献できます。
多くの情報を提供できるので、栽培方法へのこだわりや食材の特色、調理方法などを訴求していくことで、消費者からの注目度が高まるでしょう。ターゲットとなる顧客層や調理シーンを絞り込むのも有効です。消費者とのコミュニケーションを通じて信頼を得ることも、農産物の付加価値の向上につながるからです。
農家直送を通じて消費者とコミュニケーションを取れることが、オンラインマルシェならではのメリットです。消費者からの意見や感想は、栽培技術の向上に活かせるだけでなく、加工品を開発するヒントにもつながります。SNSを活用するとフォロワー同士が交流できます。SNSのコメントが口コミとなって、新規顧客を獲得できる可能性が広がるでしょう。コメントを読んで農業へのモチベーションを高める人も少なくありません。
まとめ
今回は、青果を流通させるための方法についてご紹介してきました。色々なタイプがありますが、生産者の皆さんの努力によって伸びる可能性があるのは「オンラインマルシェ」です。初期費用や月額費用などもかからず、価格も自由に設定することができます。SNSによって生産している様子を伝えたり、生産者の人柄を訴求することで、農産物の価値を高めるだけでなく、地元以外の販路も拡大できます。
ターゲットに合わせた農作物を生産したり、こだわりのあるレストランやパティシエなどもたくさんあります。オンラインマルシェを盛り上げて、食べてくれる消費者の笑顔が作れるように貢献していきたいと思います。