これからのビジネスに必須な人材
クリエイティブマーケター
🟦 こんな方へオススメ
- アンケートでうまく調査できない
- アンケートの回収率が悪い
- これからアンケートを作る予定
🟦 習得内容
- アンケートの質問形式
- 段階評価の特徴と注意点
- アンケートツールの紹介
アンケートは顧客に対して商品の感想を聞いたり、新商品に対する需要の度合いを確認することができます。アンケートでしっかりと回答を得るためには、実施方式・回答形式・質問内容などを事前に組み立ておく必要があります。ここでは、会場やSNSを活用してアンケートを実施する際に役立つ内容を解説していきます。
アンケートを作る流れ
潜在顧客に対して確認したいことをブレインストーミングなどで集約し、被った質問については精査してカテゴリーに分けていきます。一つのカテゴリー対して4問程度が適正だと言われています。カテゴリーが5つあれば、全体の質問数は20個になります。
読みやすさ | 回答者の負荷を軽減するため、文章の内容・長さとも「読みやすさ」「分かりやすさ」を意識しましょう。分量的には1~2行で、パッと見てすぐに質問内容が頭に入るのが理想です。 |
回答方式と矛盾しない | 選択式の回答方式なら「選んでください」、フリーアンサーなら「記入してください」など、設定した回答方式にあわせて文章を組み立てます。 |
回答を誘導しない | 自社として「こう回答して欲しい」と思う方向に誘導するような質問文は基本的にNGです。 |
順位回答 | 提示された選択肢に対して順位を付ける回答方式。すべての選択肢に順位付けする方法と、上位のみ順位付けする方法がある。 |
数値配分法 | 10点・100点などの持ち点を、あらかじめ提示した選択肢に配分する回答方式。前述の順位回答よりさらに詳細な分析が可能。 |
スケール | 設問に対して、「あてはまる」「ややあてはまる」「あてはまらない」など多段階の選択肢を与えて回答者の同意度合いを測定する方式。リッカート尺度とも呼ばれる。 |
マトリックス | 同種の質問を一つにまとめて表形式で回答を促す方式。複数の製品・ブランドなどに対して同一軸で評価してもらいたい場合などに用いる。 |
質問形式によっては、選択肢の項目を設定します。回答者の負荷を軽減するため、選択肢の数は一つの質問につき最大でも10個程度を目安とすることをおすすめします。また、どの選択肢にも当てはまらないというケースを想定し、「その他」などの項目を設けておくのも大切なポイントです。
アンケートの質問文と選択肢が決まったら、そのアンケートをどのような形で実施するかを決めましょう。アンケートの実施方式には次のようなものがあります。
オンライン | WEBフォームなどを用いてオンラインでアンケートを実施する方式です。専用のアンケートフォームなどを用いれば、実施から集計まで効率よく行うことが可能です。特にGoogleアンケートは無料で手軽に利用でき、集計機能もあります。 |
紙媒体利用 | 従来、展示会やセミナーなどのイベント会場におけるアンケート実施では主にこの方法が用いられてきましたが、昨今はスマホの普及により、来訪者にQRコードなどを渡して事後にオンラインで回答してもらうようなケースが主流となりつつあります。 |
優先度の高い項目は先頭付近に配置した方が回答してもらえる可能性が高まります。また、関連のある項目は一箇所にまとめ、連続して答えられるようにした方が回答者の負荷が下がります。回答者が無理なく回答を進められるよう、全体の流れを意識しながら組み立てるよう心がけましょう。
最後に、完成したアンケートを全体的に確認し、誤字脱字、読みづらい所や回答しづらい質問などがあれば修正します。可能であれば、作成者自身が実際に回答者の立場でアンケートに答えてみると良いでしょう。回答者と同じ視点に立ってアンケートの構成を見直すことで、作成時には見落としていた改善点が見つかります。また、一般消費者向けのアンケートや社内の全従業員を対象とした大規模なアンケートであれば、作成者以外にも複数の人にチェックしてもらうことをおすすめします。
回答形式の種類と特徴
アンケートで欲しい情報を回収するには、回答者の心理を読み、本音を引き出すためには、質問ごとに形式を変える必要があります。それぞれの特性を理解して使い分けていきましょう。
- |単一回答法
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概要 シングルアンケートとも呼ばれており、1つの質問に対して複数の選択肢の中から1つだけを選んでもらう方法です。 主な用途 単一回答の主な用途には、評価の尺度(満足度など)、意思の程度(支持率など)、利用や体験のステータス(経験の有無・回数・頻度・金額・契約状態など)、利用や体験の時期などがあります。 メリット 単一回答は回答内容に対する意志の強さ・状態の確かさがわかるのがメリットです。実際には回答傾向が割れそうな場合でも、白黒ハッキリさせたい時に効果を発揮します。その時の質問文では「最も近いものをお選びください」と補足を入れて、回答への協力を呼びかけるようにしましょう。 注意点 単一回答の注意事項として、選択肢が吟味しやすい内容と表記になっていることを心がけます。価値観や志向性に沿ってどんどん選択してもらう複数回答とは異なり、単一回答は選択肢それぞれの内容を吟味して最適な項目を選ぶ回答方法になるので、選択肢の表記は選び出しやすくなっていることが重要です。選択肢の途中で句読点が入る文章で構成する(前半と後半を読点「、」でつなぐような)場合、各選択肢の表現が不揃いだと見比べるのが難しくなり、回答者にとってストレスになるので注意しましょう。 - |複数回数形式
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概要 マルチアンサーとも呼ばれており、複数回答はMA(マルチアンサー)とも呼ばれ、複数の選択肢を選んでもらう質問形式です。アンケート画面では四角いチェックボックスが選択肢の冒頭に表示されます。
複数回答の質問文では、「いくつでもお選びください」「○個までお選びください」などの尋ね方をします。主な用途 複数回答の主な用途には、利用や体験の種類(商品・場所・人物・行動など)、利用や体験の理由、調査対象物のイメージなどがあります。 メリット 複数回答は意見や経験の広がりがわかることがメリットです。データの報告や公表上は単一回答の方が事実をストレートに伝えるわかりやすさがありますが、物事のトレンドを分析するには複数回答の方が視野や考察を広げる用途に適しています。 注意点 複数回答の注意事項として、質問に対応する選択肢が十分に出揃っていることを心がけます。この準備が不十分だと「その他」に回答が集まるので注意が必要です。もちろんこれは単一回答でも同じことが言えますが、複数回答で「その他」の数値が跳ね上がると結果データの違和感は大きいので特に気をつけます。このような理由から、質問の準備には単一回答よりも手間ひまがかかります。準備負荷を考えた時に、全体の中に複数回答の質問がいくつあるかは留意しておくべき要素です。 - |リッカート(尺度)形式
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概要 リッカート尺度の最大の特長は、選択肢が「満足」「不満」のみのような二者択一の質問と比べて、より細かい心理的状況について知ることが可能である点です。同じ「満足」でも、「非常に満足した」と「少しだけ満足した」とでは、満足度に大きな違いがあるといえますが、こうした差を浮き彫りにできるのが、リッカート尺度の大きな利点です。 主な用途 顧客の満足度調査ではリッカート尺度を用いたアンケートが頻繁に活用されます。飲食店にお客様が抱いている印象を調査し、不満点を聞き取ることができたり、ブランド認知度や企業イメージ調査にも活用されています。 メリット リッカート尺度のメリットは、5段階で収集することで細かいデータを収集できるのはもちろん、集計方法を変えることで全体的な傾向としての意見も把握できる点にあります。また、明確な意見がない人でも選択の幅があることで負担が減るため、比較的回答しやすくなっています。 注意点 選択肢が多いほど細かくアンケートの結果を分析できますが、アンケートの回答者が負担を感じて、途中で回答をやめる回答者や適当に回答する回答者が出てくるおそれがあります。一方選択肢が少ないと、回答者が全ての質問にきちんと答えてくれる可能性は高まりますが、アンケートの結果を細かく分析することは困難です。このように、細かい分析のしやすさと回答のしやすさはトレードオフの関係にあり、両者のバランスは「5段階」か「7段階」で最も取れるケースが多いとされています。 - |Yes/NO形式
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概要 クローズドクエスチョンとも呼ばれており「はい」か「いいえ」で答えられる質問なので、相手からテンポよく多くの回答を得ることができます。 主な用途 回答範囲を狭く限定した質問形式になるので、回答者の考えや事実を明確にしたい設問などで有効です。 メリット 「はい」「いいえ」で答えられる質問のため、すばやく回答を得ることができます。また、すばやく回答を得られることから、複数の質問に対してもテンポよく答えることもできるため、短時間で多くの情報を引き出すこともできます。まだ十分な信頼関係が築けていなかったりした場合でも、クローズドクエスチョンであれば相手の回答を引き出しやすくなります。 注意点 クローズドクエスチョンは、「はい」「いいえ」や、限られた選択肢からしか回答を得られないため、一度の回答から得られる情報量が少ないというデメリットがあります。また、連続してクローズドクエスチョンを使うと、回答する側は尋問されているような圧迫感を抱いてしまう可能性があります。クローズドクエスチョンでいくつか質問をしたら、オープンクエスチョンを混ぜたり、質問の仕方を変えたり、ひと呼吸入れたりして、圧迫感を与えないような工夫が必要です。 - |自由記述形式
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概要 フリーアンサーと呼ばれており、自由にコメントを書いてもらう質問形式です。アンケート画面ではテキストボックスの枠が入力欄として表示されます。アンケートツールではボックスタイプが短文形式と長文形式の2種類用意されていることが多いです。自由回答の質問文では、「選んだ理由をご自由にお書きください」「お客様のご要望をお聞かせください」などの尋ね方をします。 主な用途 自由回答の主な用途には、直前の質問の回答理由、利用や体験のエピソード、サービスに対する要望などがあります。 メリット 自由回答は回答者の考え・思い・工夫を知ることができるのがメリットです。回答内容を通じて相手の状況・物事の状況を具体的に知ることができるので、調査結果を見ていると回答者グループに共通する価値観や行動パターンを参照することができます。 注意点 自由回答の注意事項として、十分な回答数が集まる表示形式になっていることを心がけます。積極的に意見を書いてもらう質問タイプなので、回答者の調査テーマに対するステータスやアンケート実施上の関係性によっては面倒に思われてしまう質問でもあります。回答をしっかりと記入してもらって回収精度を上げるには、質問内容に適した入力欄を設ける(単語で尋ねる場合は狭く、文章で尋ねる場合は広く)、重要質問は単独の画面で表示する(意識を集中して回答してもらう)といった工夫を凝らすことも大事です。
アンケートの質問形式
1)選択形式 | 複数の選択肢から回答を選ぶ形式。単一選択または複数選択があります。 |
2)自由記入形式 | 自由な回答を促す質問。自分の意見や情報を自由に書き込むことができます。 |
アンケートの実施方法
1)オンラインアンケート | インターネットを通じて回答を得る形式。手軽で広範囲の参加が可能です。 |
2)対面アンケート | 直接対話してアンケートを実施する形式。詳細な情報が得られますが、手間がかかります。 |
質問項目の構成
質問項目をランダムに作成するのではなく、大中小の項目に整理しながら関連する項目を抽出することで、漏れを防ぐことができます。
製品の購買実態を調査したい場合
大項目(実態) | ・行動 ・要因 |
中項目(行動) | ・購入時間 ・購入場所 ・購入方法 ・購入頻度 |
小項目(要因) | ・購入理由 ・競合商品 ・購入目的 |
段階評価の特徴
イメージ | 非常に満足(S:86点〜) 最もよいと判断される評価段階のことを指し、期待を大幅に超えて成果を出した場合や思わぬ高待遇に該当します。 満足(A:71点〜) 期待された基準を上回ったときの評価段階のことを指し、目標を超えて成果を出したときに該当します。 普通(B:56点〜) 評価段階の中央値を指し、概ね目標を達成したり、基準通りの成果を出していたりするときにつけられる評価のことをいいます。 不満(C:41点〜) 期待の一部達成や概ね平均的な成果をあげた時の評価段階です。 非常に不満(D:40点以下) 5段階評価の中で最も悪いときに評価される段階です。期待値を達成できていなかったり、基準の成果に全く届いていなかったりするときに評価される段階。 |
特徴 | 回答に「中立的な尺度」がある点。 「良い・悪い」のどちらかで判断しなければならない場合、回答者にとってある程度負担になるものの、「どちらともいえない」「普通」などの評価段階があれば心理的な負担が軽減されます。 集計する側のメリットは、平均値を出しやすく分析が楽である点です。 |
注意点 |
イメージ | 非常に良い(3点) 良い(2点) 悪い(1点) 非常に悪い(0点) |
特徴 | 「4段階評価」を採用すると、4段階評価では、たとえば「よい どちらかというとよい どちらかというとわるい わるい」といったように、中央の評価値を排除できます。これにより、評価が中央に集まるのを防げるメリットがあります。また、4段階方式の場合は4や1が付けやすく、曖昧な真ん中もなく、きちんと成果に基づいて正当に評価することができます。これが4段階評価の優れた点です。 |
注意点 | 中央の値がないと評価しづらい人もいるため、評価者の支持や理解が得られにくい場合があることです。 |
イメージ | 良い(2点) 普通(1点) 悪い(0点) |
特徴 | 4段階以上の評価段階数と比べて多くの人が直感的に評価でき、評価者が迷いにくい点で優れています。3段階なら「上 中 下」「高 中 低」といったように、「どの程度のレベルか」を評価できます。 |
注意点 | 何をもって「中」とするのかの基準がバラバラでは、評価者によって評価結果もばらつくため、意味のないデータになってしまいます。このように、3段階以上の評価段階を設定する場合、評価基準を定め、誰が評価しても迷わず安定した評価ができるようにする必要があります。 |
イメージ | ある、はい、良い(2点) ない、いいえ、悪い(0点) |
特徴 | 2段階評価とは、つまり「はい」か「いいえ」、もしくは「ある」か「ない」かで答えられる評価です。例えば飲酒についての質問をした場合は、有無を問うだけですので、男女20代の飲酒をする割合などの調査では、評価基準に迷う必要がありません。 |
注意点 | 評価が明瞭ですが、「はい」に該当する場合、飲む量や頻度は問えないため、2段階評価では程度を測ることはできません。 |
絶対評価と相対評価
特徴 | 比較対象を設けずに、数値や尺度を使用して、どれだけ優れているのかを客観的に評価するものです。自社製品の良い点や改善点などを把握したい場合に有効的です。 |
例 | A社のカバンについてに質問した場合 重量が軽い(当てはまる) コスパがいい(あまり当てはまらない) サイズが豊富(やや当てはまる) |
分野 | ◼️製品評価 製品やサービスの品質、機能、耐久性などを数値やスケールで客観的に評価する。 ◼️学術評価 学生や研究者の論文、プロジェクト、試験の成績を数値で評価する。 ◼️健康評価 医療分野で治療効果や患者の健康状態を数値やスケールで評価する。 ◼️イベント評価 イベントや会議の成功度、参加者の満足度を数値やスケールで測定する。 ◼️技術評価 ソフトウェアやハードウェアの性能、機能、ユーザビリティを数値やスケールで評価する。 |
特徴 | 同じような状態の比較対象を設定して、複数の中からどれが優れているのかを評価する方法になります。ブランドイメージなどを確認したい場合に有効的です。 |
例 | カバンについてA、B、C、D社と比較 重量が軽い(A社) コスパばいい(C社) サイズが豊富(B社) |
分野 | ◼️市場調査 製品やサービスの相対的な競争力や顧客の好みを理解するために、複数の選択肢を比較評価する。 ◼️人事評価 従業員同士のパフォーマンス比較や昇進の選考プロセスにおいて、相対的な強みを評価する。 ◼️教育評価 学生同士の成績比較やクラス内の相対的な進捗を考慮して、学習の評価を行う。 ◼️広告効果測定 複数の広告キャンペーンや戦略を比較し、相対的な効果を評価する。 |
アンケートの質問事例
使用状況に関する質問
- 使用期間
- 使用頻度
- 使用する場所・シーン
- 使用方法
- 使用量
- 使用する順番
- 商品の収納場所
- 使用している時の気持ち
- 使用後の気持ち
- 商品の満足度とその理由
価値観に関する質問
- 〇〇に対するイメージ
- 対象者が思う〇〇のポジティブな点/ネガティブな面
- 対象者にとって〇〇はどのような存在か
- 〇〇がなくなったらどう思うか
購買プロセスに関する質問
- 購入前の悩みやニーズ
- 商品の認知経路
- 購入前の商品に対するイメージ
- 商品に興味を持ったきっかけ
- CMやWeb広告の接触状況
- 商品に関する情報収集方法(インターネット、テレビ、口コミなど)
- 使用したデバイス(パソコン、スマホなど)
- 購入場所
- 比較検討した商品
- 選定時に重視したポイント
- 購入の決め手
パッケージなどの評価質問
- 第一印象
- 魅力を感じた点とその理由
- 魅力を感じなかった点とその理由
- (複数案ある場合は)より魅力を感じた案とその理由
- 商品の特徴にふさわしいか
- 自分に合っていると思うか
- 使いたいと思うか
商品に対する感情質問
- 〇〇を初めて使用した時、どんな気持ちになりましたか?
- どんな気分の時に〇〇を使いたくなりますか?
- 〇〇に触れた/持った時の感触はどうでしたか?
- 〇〇を使用している時はどんな気分ですか?
- 〇〇を使い終わった時の気分はどうでしたか?
- 〇〇が無かったとしたら、どんな気持ちになりますか?
購入要因に関する質問
- どのようなきっかけで〇〇を使い始めましたか?
- 〇〇に興味を持ったきっかけとして、友人や有名人などの影響はありましたか?
- 〇〇を購入する決め手となった情報は何ですか?
- 〇〇を購入するにあたって、誰かに助言をもらいましたか?
- 〇〇に興味を持ってからすぐに購入したのですか?
用途に関する質問
- 初めて使用した場所はどこですか?
- 初めて使用した時、あなたは何をしていましたか?
- 使用した後に何をしましたか?
- 誰かと一緒に使うことはありましたか?
使用する前の感情質問
- 背景や要因で感じたのは、何らかの出来事の影響がありますか?
- 〇〇を使用する前は、そのような気持ちになったことはなかったのでしょうか?
- 気持ちが変わるきっかけとなった情報や出来事はありましたか?
アンケートツールのメリット
1)調査にかかる時間や費用を削減できる | アンケートツールを導入すれば、調査にかかる時間や手間、費用を削減できます。従来のアンケート用紙を用いた方法では、アンケート作成から回答の回収までの工数が多く、社員に負担をかけることもありました。また、アンケート用紙の印刷代や配布代、ときには会場代などもかかるため費用負担が大きくなります。 |
2)調査内容に合わせて対象を絞り込める | アンケートツールを活用すれば、調査内容に適した対象を絞り込んで市場調査を行えます。自社に登録したユーザーに対してアンケートを送信できるため、性別はもちろん、年齢や居住地など細かく対象を絞ることができるのです。 |
3)集計結果の分析を円滑に進められる | アンケートツールを活用すれば、アンケートを集計したあとに結果の分析もスムーズに行えます。多くのアンケートツールには、回収された回答を自動的に集計してくれる機能が備わっているため、社員の負担が軽減されるのです。 |
4)回答率の向上が期待できる | アンケートツールの得られる効果で忘れてはいけないのは、回答率を上げられることです。多くのアンケートツールはパソコンだけではでなく、スマホやタブレットにも対応しています。通勤や通学時間などちょっとした時間に回答でき、負担が少ないため回答率が上がるのです。アンケートを配信しても回答率が低ければ、有益な情報は得られません。アンケートを実施するうえで回答率の向上は重要なポイントでしょう。 |