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2020年にキーワード検索ができるようになったので、Googleのように複数のキーワードを入力して情報収集が可能になっています。フォロワー以外の人が発見タグで表示されるかどうかで認知拡大に大きく関わってきます。ここでは、Instagramで発見されやすくするための検索ワードを見つる方法をご紹介します。
レッスン内容
インスタSEO対策とは
近年、Google検索と同じように、検索エンジンとしてインスタグラムからも情報収集をしている10〜20代の若年層が多く存在します。インスタグラムは、検索をすれば直ぐに旅行先や食べ物などのトレンドを掴めるSNSです。SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、検索エンジン最適化を意味しています。インスタSEOは、インスタグラムの検索画面で「投稿を上位表示させるための施策」のことです。インスタグラムは、食べ物・コスメ・旅先などトレンドの情報源になっています。Google等の検索エンジンや他SNSは、文字で情報を伝えている一方で、インスタグラムは写真がメインです。文字より画像の方が分かりやすいからです。
SEO対策のメリット
SEO対策をすることで、具体的にどのような効果が期待でできるのか確認していきます。
インスタグラムは検索上位になると、検索で辿り着いたフォロワー以外の人からも投稿を見てもらえます。
表示回数が多くなること投稿のリーチ数が増えます。フォロワー以外からの「いいね」「保存」「コメント」なども増えてエンゲージメント率が上昇し「バズり現象」が発生します。
インスタの発見タブとは、虫眼鏡のマークをタップすると出てくる「自分用にカスタマイズされた投稿」で、おすすめ投稿のようなものです。検索欄の下に表示されているので、発見タブのおすすめ投稿を見る確率が高くなります。発見タブからの流入は、ハッシュタグからの流入を大きく上回ると言われています。
検索される5つの方法
インスタグラムは2010年にリリースされて以降、毎年バージョンアップされており、新たな機能が追加されています。ユーザーがどのように検索しているのかを把握することで、投稿する側のキーワード表記も変わってきます。Google検索とは違い、インスタグラムではキーワードによっても様々な検索方法でユーザーは情報をチェックすることができます。
画面下にある虫メガネをタップして検索ワードに「カフェ」と入力した場合に表示された画面になります。関連した画像や動画が表示されます。
画面上のメニューアイコンで人の形をタップすると、アカウントが表示されます。インスタが住まいやこれまで検索したデータをもとにリストアップが変化していきます。
音符のアイコンをタップすると、カフェで流れている音楽についての情報を探すことができます。探していた曲が見つかる可能性が高くなります。
ハッシュタグのアイコンをタップすると表示されます。投稿内に「♯カフェ巡り」と表示されたものだけを見ることが可能になります。
マップのアイコンをタップすると、エリアでよく検索されているカフェが表示されます。注目されたり人気のカフェを探すこととができます。
検索上位に表示される3つの対策
入力されたテキストに加え、アカウント、ハッシュタグ、場所からの情報(シグナルと呼ばれます)を使って、検索結果のランキングが決定されます。いくつかの重要なシグナルをが重要度の順になります。検索上位に表示されるのは、アクセス数やフォロワー数が多いアカウントのイメージがありますが、検索するテキストが最も重要であり、そのことは、これから始める皆さんにも上位に表示される可能性が十分あることを意味しています。
検索バーに入力したテキストがSEOでは重要なシグナルになります。入力されたテキストにヒットする投稿、プロフィール、キャプション、ハッシュタグなどと照合されて表示されます。そもそも検索されなければ表示されないため、設定した顧客が検索するキーワードなどをトレンド、ニュース、トピック、ライバルアカウントから見つけて挿入していきましょう。
保存、いいね、コメントなどのエンゲージメントが多い投稿は、Instagramの評価も高いので上位に表示されます。自分たちが設定したキーワードで実際に検索してみましょう。表示された投稿内容を参考にして、顧客が興味を示しているテーマなどのヒントを発見していきましょう。
投稿やアカウントの価値を決めるインスタグラムのアルゴリズムに「フォロワーからの視聴」があります。フォロワーからが視聴が多いということは、外部の一見さんよりも評価が高くなります。フォロワーからの視聴率が50%以上であれば問題ありません。逆に50%を下回るようであれば、フォロワー解除をおすすめします。特に投資系や外国のフォローバックを目的としたフォロワーは解除することをおすすめします。
インスタグラムでは、画像をどこで撮影したかを示す位置情報(ジオタグ)をプラスして投稿することが可能です。撮影した場所ですぐに投稿するといった場合だけでなく、すでに投稿した内容に編集で位置情報を追加することもできます。インスタを利用するユーザーの中には、位置情報から検索をかける人もいます。行ってみたいお店や観光地などを検索する方も少なくありません。そんな時、位置情報をつけて投稿しておけば、位置情報で検索をしたユーザーに、あなたの投稿が目に入りやすくなります。
検索ワードが表示できる4つの場所
検索ワードがヒットさせるためには、自分たちのコンテンツになるべく多く表示させることがポイントになります。Instagramにおいて、キーワードが表示できる4つの場所についてご紹介します。
検索結果には、テキストに一致した内容が表示されます。Instagramの名前やユーザーネームで投稿コンテンツに関連したものを使うことにより、検索にヒットするので見つかりやすくなります。店舗や商品名など特定の名前がある場合は、その名前をユーザーネームやプロフィールに含めることで、発見される可能性がさらに高くなります。ただし、ユーザー名はアカウントをブランディングする固有名詞になるので、頻繁な変更はオススメしません。
自己紹介に関連キーワードを含めることによって、検索にヒットします。また、特定の場で店舗やオフィスがある場合は、自己紹介の中でその場所を知らせておくことも効果があります。そうすることで、地域内の人びとに見つけてもらいやすくなります。
キャプションとは、投稿する際に画像や映像の補足説明をするためにテキストが入力できる部分です。検索で投稿を見つけてもらうためには、キーワードとハッシュタグを入れる場所をコメントではなくキャプションにします。
ハッシュタグは、文字の前に#(ハッシュマーク)を付けて表示させるものになります。タグづけされた投稿だけが表示されるので、そのキーワードを含む投稿が発見されやすくなります。
キーワードの探し方
投稿やアカウントを発見してもらうためには、検索バーに入力するテキストが重要であることが判明しました。顧客がどのようなキーワードで検索しているのかを察知できれば、そのキーワードを投稿に入れることでチャンスが広がります。ここでは、検索ワードを決める際に役立つサービスをご紹介します。
Googleトレンド
Googleトレンドは、Google検索で人々が検索したワードに対して、「Googleトレンド」で検索すると、すぐに見つけることができます。Google検索をしない人も一定数いますが、情報量やYouTubeとの連動性を考慮すると、分野によってGoogle検索は欠かせません。皆さんのアカウントがトレンドな情報を発信する場合に役立つツールです。
スマートフォンで見た画面になります。最初にクッキーについてのアナウンスが英語で表記されます。クッキーに承認する場合は「OK,Got it」をタップして、検索キーワードを入力してください。
今回は「カフェ」と「タピオカ」を検索してみました。カフェは一定の需要があるので、動画の幅は大きくありませんが、タピオカはトレンド商品なので、動向の幅が大きくなっています。このようにキーワードごとにGoogleで検索されている動向を確認できます。
次にエリア別で検索した動画を確認することができます。日本であれば、表示された都道府県をタップすると、さらに細かいエリアの状況をチェックすることができます。
キーワードの動画だけでなく、関連トピックや関連キーワードも確認することができます。これから投稿する際の企画や内容の参考になります。
instatool(インスタツール)
instatoolは、5つの機能を活用して効果的なハッシュタグを検索できるツールになります。無料とは思えないほど、充実した情報を得ることができます。会員登録も必要ありません。中でも2つのツールは検索ワードを決める際に役立つツールなので、機能や特徴についてご紹介します。
「instatool」で検索すると、すぐに見つけることができます。
キーワードからインスタグラムで実際に使われている関連したハッシュタグを検索してくれます。意外な関連ハッシュタグの発見からユーザーの注目を狙うことができます。
トップページから「tagreco」をタップすると表示されます。今回は検索で「カフェ」と入力しました。カフェに関連したハッシュタグのリストが表示されます。
キーワード数は100を超えており、ユーザーがどのようなワードを入力しているのか察知することができます。
ハッシュタグ人気度調査になります。これから使用するかどうかのハッシュタグがどれぐらい人気なのか調べることができます。人気ハッシュタグを用いることで、発見される可能性を高められます。
今回は3つのワードを入力して調査をしてみました。利用方法についても解説されているので、初めての方は事前に確認することをお勧めします。
それぞれキーワードを用いて投稿されている件数が表示されます。数字が途中で切れて表示されていますが、カフェは250万以上使用されています。
ラッコキーワード
ラッコキーワードは、無料でキーワードリサーチができるツールになります。調査したいキーワードを入力すると、一瞬でキーワードリサーチに必要な情報を収集してくれます。ユーザーが求めているコンテンツやニーズを把握して、より高品質なコンテンツ制作に役立てつことができます。
「ラッコキーワード」で検索するとすぐに見つけることができます。有料プランも用意されているので、興味がある方はそちらもご覧ください。
「カフェ」と入力すると表示されるページになります。キーワードの横にある回転しているアイコンをタップすると、さらに関連したキーワードを抽出してくれます。
関連した見出し抽出が次から次へと表示されますが、無料の場合はキーワード調査が1日50回、見出し抽出は1日15回に制限されているので、注意してください。
ハッシュタグとは
インスタはハッシュタグをたどる(通称「タグる」)だけで、好きな画像や動画を視聴できるので、興味のある情報のみを集めることが可能です。例えばショップの新商品やセール情報等の投稿に、関連するハッシュタグを付けることで、投稿を見てほしい層をある程度想定して情報を届けることもできます。
発見タブの検索で「カフェ」を入力すると画像が表示されます。ハッシュタグはSNSの投稿に対する“タグ”として利用され、ハッシュタグの後に特定のキーワードを付与することで投稿がタグ化されます。タグ化されることによって同じキーワードでの投稿を瞬時に検索できたり、趣味・関心の似たユーザー同士で話題を共有したりすることが可能です。
投稿の際にハッシュタグを入力することで検索結果に表示される可能性が高くなる仕組みです。
Instagramの場合、キーワード単位で投稿が検索される機会の多いTwitterよりも一層ハッシュタグの利用が投稿へのリーチ度を左右する要素として関わってきます。 例えば、自身が撮影した写真を多くの人に見てもらいたい場合は「#写真の場所」「#名称」「#感情」「#日時」「#ジャンル名」など、関連するキーワードをなるべく多く洗い出し、ハッシュタグの内容にバリエーションをもたせると良いでしょう。ハウツー系の短い動画やテキストが主となる投稿の場合にはできるだけ多くの単語をハッシュタグ化することや、ブランディングを意識した投稿の場合には「#オリジナルのキャッチコピー」なども添えることが有効だとされています。 さらに、Instagramは情報の多くが写真・動画といった視覚情報が中心となる性質をもっているため、海外への広まりも意識して「ハッシュタグの多言語化」に取り組むことも重要でしょう。
ハッシュタグは、1つの投稿に複数付けることができます。複数のハッシュタグを付ける場合は、それぞれのハッシュタグの間には半角スペースを入れるか、もしくは改行して区切りを入れます。なお、1つの投稿に付けられるハッシュタグの数には上限があります。通常の投稿の場合は30個、ストーリーの場合は10個までです。
投稿を行うと多くのユーザーにリーチしたい気持ちから多くのハッシュタグを付けてしまいがちですが、最適なハッシュタグ数は11個のため、あまり多く付けすぎても効果はありません。また、多く付けすぎると投稿とは全く関係のないユーザーまで取り込み、興味関心の度合いが低いユーザーへのリーチが発生します。運用の評価軸に関わる場合もあるため、付けるハッシュタグは吟味することを推奨します。
ジオタグについて
ジオタグとは位置情報のことです。投稿する際に位置情報(店舗など)を設定でき、店名などで検索をかけると一覧で投稿を表示させられます。位置情報については表示される店もあれば、表示されない店もあります。これは、投稿する際に位置情報を追加していないことが原因です。
自店は位置情報の一覧に表示されているでしょうか? もし位置情報に表示されていない場合、かなりもったいないかもしれません。自店が表示されるように設定を行いましょう。観光地やお店の場所や土地など具体的な場所がある場合は必ず入れることをおすすめします。
新規投稿の画面でシャアをする直前の画面に「場所を追加」をタップします。
位置情報の使用についてInstagramから許可の確認が表示されます。Appの使用中は許可を選択すると、毎回場所を通知されます。基本は「1度だけ許可」をタップしてください。
位置情報について変更したい場合は、投稿の横にある「・・・」をタップします。メニュー画面が表示されるので「編集」をタップしてください。投稿の編集画面に切り替わるので「場所を追加」をタップすると、変更・修正・削除を行うことができます。
iPhoneの画面になりますが、「設定」のアイコンをタップしたら、「プライバシー」をタップします。インストールしていて位置情報サービスに関連するアプリが表示されますので、Instagramを探してタップします。Instagramの位置情報に関する設定画面が表示されます。投稿場所が店舗であれば、毎回確認する作業が面倒なので、「このAppの使用中のみ許可」を選択してください。それ以外は、頻度や用途に応じて選択することをお勧めします。
まとめ
ユーザーがどのようなワードで検索するのかを察知して、ハッシュタグやテキストとして用いることで、アカウントを発見する確率を上げることができます。さらに検索ワードを見つけることができれば、ユーザーが興味を持っている内容も把握できるので、これから制作する動画やサービスの開発にも役立ちます。自分たちで考察するよりも、最初のうちはツールを活用して、ユーザーが検索するワードを元にテキストやコンテンツを制作して、フォロワー数などを増やしていきましょう。