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YouTubeのアリゴリズム
SNSやYouTubeなどのアルゴリズムを理解すれば、自分の動画を効率よく伸ばすことができます。ここでは、YouTubeや動画施策を始めるマーケティング担当者が知っておきたいアルゴリズムの仕組みと効果的な活用方法をご紹介します。
アルゴリズム
アルゴリズムの仕組み
ユーザーが見ている動画のおすすめ欄に、興味のないコンテンツを表示してユーザー体験を損ねないために動画のタイトルや評価、コメントなどを分析し、ユーザーにとって最適な動画を表し続けることがYouTubeのアルゴリズムの役割です。YouTubeのアルゴリズムは、下記のプロセスで動画の表示位置を調整しています。
① 動画のパフォーマンスを分析し、動画に点数をつけてランキング化する
② 動画の再生履歴と類似したユーザーが見ている動画を分析する
③ ユーザーが検索したキーワード、興味のある動画に最も関連性の高い動画を選出する
アルゴリズムの重点項目
どのように動画を評価し、ユーザーごとに動画をカスタマイズしているのでしょうか。YouTubeのアルゴリズムでは、以下の8つの項目から動画に点数をつけ、検索結果上位に表示させたり、関連動画に表示させたりしています。
1)キーワードとの関連性
YouTubeのタイトルやタグ、説明欄、字幕情報をもとに、検索キーワードと動画の内容の関連性を判断しています。不自然ではない程度に、タイトルや動画の概要にキーワードを盛り込みましょう。タイトルの文字数は28~40文字で、前半にメインキーワードを入れるのがおすすめです。特に、関連動画に動画を表示させる上で、タグは重要な要素となってきます。ユーザーが見ている動画に入っているタグと自分の動画についているタグが、どの程度共通しているかによって関連性が判断されるからです。
2)動画の総再生時間
YouTubeはYouTube上での滞在時間を重要視しているため、動画の総再生時間が長いほど点数は高くなります。 動画が最後まで視聴されたと仮定して、5分の動画が10回再生された場合と、10分の動画が5回再生された場合の点数は同じです。
3)チャンネル登録者数
チャンネル登録者数の多いチャンネルの動画は「人気がある」と判断され、関連動画などに表示されやすくなります。動画の最初もしくは最後の5~25秒に登録を促す映像を設定すると効果的です。チャンネル登録者が増えると、動画を投稿した際にすぐに視聴してもらいやすくなります。
4)動画の長さ
総再生時間が重要視されるYouTubeでは、ユーザーに飽きられない適切な長さの動画作りが大切です。動画が長すぎるとユーザーに途中で離脱される可能性が高くなり、短すぎると内容が伝わらない恐れがあります。 YouTubeでは、ジャンルごとに適切な動画の長さが異なります。
例えば、ゲーム実況系の動画は10分~15分以上の長い動画が多く、企業のPR動画は3分程度の短い動画がよく見受けれらます。自分と同じジャンルの動画を検索し、検索上位に来ている動画の長さを調べてましょう。10分以上の長い動画を作る際は、動画のテンポを意識し、カットなどの編集技術を用いて飽きさせない工夫が必要です。
5)エンゲージメント
エンゲージメントとは、動画に対する高評価やコメント、シェアを指します。エンゲージメントが多い動画ほど「動画の質が高い」と評価されるため、再生回数が少なくても検索結果や関連動画に表示されやすくなります。エンゲージメントを促す技として、「高評価・コメントを依頼する文言を動画最後に添える」「ユーザーからのコメントに返信をする」などが挙げられます。また、高評価は数よりも割合が重要視されます。仮に1万の低評価がついたとしても、10万の高評価があれば「ユーザーからの評価が高い動画」と判断されます。
6)再生回数 (再生回数の初速)
再生回数の初速とは、動画が投稿されてから再生されるまでの時間です。 この時間が短ければ短いほど、ユーザーに注目されている動画と判断され「急上昇」の枠やおすすめ欄に表示されやすくなります。再生回数は、総再生時間よりも重要視はされませんが、似たような内容の動画が複数ある場合に表示されやすいのは再生回数が多い動画です。
7)再生維持率(平均視聴時間)
平均視聴時間とは,、選択された動画の1 回視聴あたりの推定平均再生時間を指します。検索キーワードと視聴された自分の動画が合っていなかったり、サムネイルと動画の内容が違ったりすると、ユーザーは動画を離脱するため、平均視聴時間は下がります。YouTubeのアルゴリズムに高く動画が評価されるためには、平均視聴時間が長い動画を量産し、チャンネルの総再生時間を伸ばす必要があります。
8)インプレッション率
インプレッション率とは、動画が表示された回数に対して、クリックされた割合です。 クリック率が増えると、”視聴者が探し求めている動画”と評価され表示されやすくなります。YouTube Studioのアナリティクスから「<分析>インプレッションのクリック率」を選択するとクリック率が確認できます。
まとめ
YouTubeのアルゴリズムについて解説してきました。アルゴリズムについては常に変更されており、突然再生回数が落ちる場合もあります。このことはすでに登録者数が多いアカウントにとってはマイナスですが、これから始める方にはチャンスにもなっています。
YouTubeをビジネスで活かす場合には、アルゴリズムに関する情報を定期的にチェックしておく必要があります。動画コンテンツの人気がなくなったと思わずに冷静に分析して対策を練っていきましょう。CEVSTYでは最新のアルゴリズム情報について発信しているので、定期的にチェックしておきましょう。