日本国内では、マイナビやリクナビによる就職活動が一般的でしたが、企業がダイレクトに個人とやり取りをするD2Cスタイルが求人マーケティングでも主流になっています。その中で最も効率的なのがインスタグラムになります。ここでは、インスタグラムの機能を活用した採用方法をご紹介します。
D2CとはDirect to Consumerの略で、企業や事業者が自ら企画、生産した商品を広告代理店や小売店を挟まず、消費者とダイレクトに取引する販売方法になります。リクルートにおいても、これまで日本国内では、マイナビやリクナビなどの求人サイトに掲載して募集をしていましたが、そのような仲介業者を挟まずに、直接求職者や学生などにコンタクトを取り、採用までを導く方法になります。
最初のうちは認知もされず時間がかかったり、フォロワーや再生数を増やすための知識や技術が必要になりますが、継続するうちにコツを掴めば、コスト削減や顧客データを収集・蓄積できたり、自分たちがアレンジした方法で自由にリクルート設計ができるようになります。
最初のうちは認知もされず時間がかかったり、フォロワーや再生数を増やすための知識や技術が必要になりますが、継続するうちにコツを掴めば、コスト削減や顧客データを収集・蓄積できたり、自分たちがアレンジした方法で自由にリクルート設計ができるようになります。
画像と文字を組み合わせて求人の告知をしていきます。ここでの画像やコメントが重要になります。興味を持ってくれれば続きを見てくれるので、キャプション部分で求人募集に関する詳細を分かりやすく明示しておきます。
カルーセルとは、1つの投稿あたり最大10枚の複数の静止画と動画を組み合わせて構成する投稿形式です。スワイプごとに画像が切り替わります。複数の情報を別々に紹介したい場合に効果があります。
リール動画はフォロワー数に関係なく、幅広い層に動画を見てもらうチャンスがあります。最初の2秒間にどれだけインパクトを与えられるかが再生回数に大きく影響します。
ストーリーズとはフォロワーした人にだけ見せることができる動画で、24時間後には消滅する機能になります。会社説明会の案内や申し込みの締め切りが間近である告知などに活用することができます。
ライブでの説明会をすることによって、録画された説明会と異なり、参加者の反応を見ながら内容を変更できたり、視聴者側もリアルな反応を感じることができるので、人間関係や会社の雰囲気などが伝わりやすくなります。
ストーリーズハイライトとは、本来であれば24時間後に消滅するストーリーズ動画やリール動画をアカウントのトップ画面に固定して設置できる機能になります。会社説明会や会社概要、店舗までの行き方など、カテゴリーごとに必要な情報だけを伝えることができます。
まとめ
今回はインスタグラムの機能を活用して求職者と直接やり取りする方法をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。職種や新卒、中途採用によっても選考方法が異なりますが、これからの世代をターゲットにするのであれば、D2Cによる戦略は必要不可欠になります。もちろん、成果が出るまでには時間を要するものではありますが、成功事例などを参考にしていきながら、皆さん自身の知識とスキルを上達させることで、必ず結果が出てきます。ビジネスの悩みや解題解決にお役に立てたら幸いです。