これからのビジネスに必須な人材
クリエイティブマーケター
20年間、様々な業界と学生とを橋渡ししてきた経験から、募集に成功している企業と失敗している企業の違いが明らかでした。その一つが自社分析の不足です。競合他社と比較した際もインパクトが弱いため、求職者の記憶にも残っておらず、ありのままの”事実”だけを掲載していることが多々ありました。
企業も自己分析と同じように、主観的な視点と客観的な視点を取り入れることで、自分たちの特徴について情報を収集できます。求職者が希望先に応じて自己PRを変えていたように、企業側も求職者に応じてアピールポイントを変更する必要があルのです。ここでは、企業が自社分析する方法を解説します。
レッスン
01.内部環境の分析をする目的
マーケティングにおいて、外部環境だけでなく内部環境の分析が必要な理由は以下のような点が挙げられます。
強みや弱みの発見
内部環境分析により、企業が持つ強みや弱みを把握することができます。強みを把握することで、他社との差別化ポイントや、競合優位性を確保することができます。一方で、弱みを把握することで、改善点を見つけることができ、企業の弱点を克服するための施策を立てることができます。
顧客ニーズの把握
内部環境分析は、企業が持つ人材、組織文化、プロセス、技術力、資源などを把握することができます。これらを分析することで、企業の現状や将来性、顧客ニーズに対応できるかどうかを判断することができます。
戦略の策定
内部環境分析は、企業内部の状況を把握することで、戦略の策定に役立ちます。強みを活かす戦略や、弱みを克服するための戦略を立てることができます。また、企業内部の現状を把握することで、戦略の選択肢を絞り込むことができます。
経営資源の最適化
内部環境分析は、経営資源の最適化に役立ちます。企業の持つ資源を最大限に活用することで、コスト削減や生産性の向上、業務プロセスの最適化などを図ることができます。
組織の改善
内部環境分析は、組織の改善に役立ちます。企業の強みや弱みを把握することで、組織の強みを活かすための改善点や、弱みを克服するための改善点を見つけることができます。また、社員満足度やモチベーションの向上など、組織改善に繋がる施策を打つことができます。
02.強みと弱みは求職者次第
駅の近くにあるお店は徒歩数分で通うことができるため、帰宅途中の方やあまり移動したくない人には価値がありますが、プライベートや人が多いところが苦手な人には弱みになります。つまり、強みと弱みは顧客次第によって変化します。
採用も同じように、内部環境で収集した自分たちの特徴がどのような求職者に刺さるのかを検討する必要があります。もちろん、弱みを克服して新たな求職者獲得に必要な待遇を用意したい場合は、マーケティング戦略の一つとして検討する必要はあります。しかし、最初に取り組むべきことは、自社の特徴が強みになる求職者を設定して、強く訴求していくことです。
03.内部環分析のツール
今回ご紹介するのはジョハリの窓です.ジョハリの窓は、個人と他人が共有している部分をリサーチして、人間関係やコミュニケーションを円滑するための要因を解明するために使用されるツールです。主に就職活動における自己分析のツールとしても活用されています。このツールを自社分析として改良したものになります。

開放の窓
自社と顧客の認識が同じであり、お互いが選択した項目がここに分類されます。開放の窓に分類された数が多いと、商品の魅力が顧客ににしっかりと伝えられており、自社開示ができている傾向が強いです。反対にここの数が少ない場合は、自社開示ができておらず、顧客からの信頼が得られていない可能性があります。
盲目の窓
社員は知らず顧客だけが知っている部分になります。顧客だけが選択した項目がここに分類されます。盲点の窓にはプラス面とマイナス面があります。プラス面は商品開発に活かしたりマイナス面は改善点のヒントになります。
秘密の窓
社員は知っているが、顧客が知らない部分になります。社員だけが選択した項目がここに分類されます。秘密の窓の場合は自社開示できないのではなく、守秘義務のため意図的に開示していない場合があります。意図的でない場合は自社の強みが伝わっていない可能性があるため、自社の特徴やこだわりを伝えてみることで、新たな信頼を得るチャンスになります。
未知の窓
社員も顧客も気づいていないインサイトと呼ばれる部分になります。誰も選択しなかった項目がここに分類されます。未知の窓に分類された項目についてはこれからのビジネスにチャンスに活かしていきましょう。
04.内部環境分析のフロー
自分たちの特徴について情報を収集していきます。様々な方法がありますが、開始する前に下記のことを決定して実施していきます。
自分のことを自分で分析することは容易ではありません。自分にとって普通だと思っていることは特徴だとは感じないからです。
ヒアリングする人を決めたら、効率的に情報を引き出すために、予め用意した質問などを用意します。立場や視点が異なることで、見逃していた内容をキャッチすることができます。
ヒアリング方法を決定していきます。アンケート用紙や直接インタビューする方法などありますが、それぞれの特性を理解して、最適な方法を選択します。
収集した情報をワークシートに転記することで、求めている分析結果をまとめていきます。これらの作業を内部スタッフと外部が協働で実施することで、見落としてしまう特徴や価値を発見できます。
特徴が明確になっても、すでにライバルが多く存在して、競合が多ければ、価格競争に巻き込まれる可能性があります。どれぐらい優位性を確保できるのか、どれぐらいの需要があるのかをリサーチしていきます。
競合が多い市場において個性を出すためには、顧客に対して分かりやすいキャッチフレーズを作って、ブランディングする必要があります。
05.誰にヒアリングするのか
自分で自分の良さを知ることが難しいように、お店の良さをお店の人が認識することは難しくなります。本当はすごいことでも皆さんにとっては普通のことだからです。どんな人にヒアリングするのか?同じ質問でも、立場や職場での経験年数によって視点が異なりますので、それぞれの特性について確認し、目的に応じて選定していきましょう。
- |担当者の視点
-
集客・販売・採用の担当者として広報や促進に携わるスタッフの視点になります。自分たちが担当者として、どれぐらい商品やサービスの魅力や特徴について把握しているのか確認していきます。
- |新入社員
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入社1年目なので、仕事内容や会社のことはまだ把握しきれていませんが、学生時代の思い出や気持ちが残っているので、たくさんある企業な中でどこに魅力を感じたのかを確認できます。
- 就活生の気持ちに寄り添うことができる
- 不安な気持ちや何を知りたいのかを想像できる
- 学生と社会人の違いを感じている
- まだ先輩や上司の人間性までは理解できていない
- |2年目
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会社で1年間を過ごしたことで、これまでの経験により、ある程度の人間関係や仕事内容について話すことができます。また、新卒や転職希望者の不安や迷いについても想像ができるため、寄り添ったアドバイスやコメントを発することができます。
- 2年間を通して仕事内容を理解している
- 社会人としてのマナーや常識が身についている
- 組織人として会社が求めていることを理解している
- 入社前と入社後の会社や仕事へのギャップ
- 先輩や上司の人柄や雰囲気について話せる
- |3年目
-
年齢も近く会社での経験も豊富なので、現場でのやりがいや仕事内容については表も裏も把握しています。辞めることもできた中で、3年近く残ったのには理由があるはずです。
- 業務や職務内容について把握している
- 成果を出すために必要なことを理解している
- 自分のキャリア目標が見えている
- 失敗や苦労した経験をしている
- スタッフの育成を携わっている
- |マネージャー
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会社の運営や幹部にいる人間なので、企業の考え方や方針に共感して残っている人たちになります。ここまで長残り続けた理由や会社の魅力について熱く語っくれます。
- |オーナー
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起業したオーナーであれば、起業当時の思いやこれまでの紆余曲折について最も語ることができます。企業に対する思い、スタッフに対する思い、これからのことなど、トップリーダーにしか語ることができない秘話などを確認していきます。
- |生産者や製造者の視点
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商品やサービスの生産や製造に携わるスタッフの視点になります。商品やサービスに関するこだわりや熱意、開発に至るまでのストーリーや苦労されたことなど、他のスタッフよりも詳しい情報を得ることができます。
- |販売者や営業者の視点
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商品やサービスを顧客と直接やりとりしている人の視点になります。顧客が購入してくれた理由や購入前に迷っている点など、購入に至らない理由について詳しい情報を得ることができます。
- |ユーザーの視点
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実際に商品を購入して利用した方の視点になります。満足度の高さから使用した感想、良かった点や改善点など、お金と時間を費やしたからこそ感じる、リアルな声を得ることができます。
- |取引業者の視点
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競合店を把握している第三者の視点になります。取引業者は他の競合店とも取引していることが多くあります。間接的に関わる企業だからこそ、他社との差別化に関して情報を得ることができます。
- |スタッフの家族
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楽しそうに仕事のことを話したり、失敗して怒られたり、疲れて帰宅したりと、社内では見ることがない姿を知っています。誰よりも側で見ている人だからこそ感じることをヒアリングしていきます。
- |近隣の住人
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いつも挨拶してくれたり、周辺を掃除してくれたり、近隣に住んでいる人はお店や企業に対する印象について色々な感情を持っています。第三者の視点から気づける自分たちのことを把握していきましょう。
- |学校の先生
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会社に卒業生がいるのであれば、先生に会社のことを色々と話している可能性があります。また、多くの求人や企業の担当者と面談しているので、企業に対するイメージなどを聞くことができます。
質問事例
入社1年目のスタッフに企業の魅力についてヒアリングする際に役立つ質問を以下に示します。これらの質問は、具体的かつオープンエンドであることを心掛け、スタッフから詳細な情報を引き出すことを目的としています。
1. 一般的な印象
「入社してから感じた企業の魅力は何ですか?」 入社後の全体的な印象や具体的な魅力についての感想を引き出せます。 「入社前と比べて、企業に対する印象はどう変わりましたか?」 入社前後の印象の違いやギャップについて知ることができます。 2. 働きやすさ
「働きやすいと感じる点は何ですか?」 職場環境や働きやすさに関する具体的な情報を得られます。 「職場のサポート体制や上司・同僚からの支援についてどう感じていますか?」 サポート体制や職場の人間関係についての感想を引き出せます。 3. 職場環境
「職場の設備や環境について、特に気に入っている点はありますか?」 職場の設備や環境に関する具体的な魅力を知ることができます。 「オフィスの雰囲気や文化についてどう感じていますか?」 オフィスの雰囲気や企業文化に対する感想を引き出せます。 4. 仕事の内容
「担当している仕事のどの部分が特に魅力的だと感じますか?」 仕事の内容やプロジェクトに関する具体的な魅力を知ることができます。 「仕事のやりがいや達成感を感じる瞬間はどんな時ですか?」 仕事のやりがいや達成感についての具体的なエピソードを引き出せます。 5. 成長と学び
「入社してから学んだことや成長したと感じる点はありますか?」 学びや成長に関する具体的な経験を知ることができます。 「成長を支援するための研修やトレーニングについてどう感じていますか?」 研修やトレーニングの内容や効果についての感想を引き出せます。 6. 福利厚生とサポート
「福利厚生や社員向けのサポート制度について、特に良いと感じる点は何ですか?」 福利厚生やサポート制度の具体的な魅力を知ることができます。 「これまでに利用して役立った福利厚生やサポートはありますか?」 実際に利用した福利厚生やサポートの具体的な事例を引き出せます。 7. キャリアパスと将来性
「この会社でのキャリアパスについてどう感じていますか?」 キャリアパスに関する具体的な感想や期待を知ることができます。 「将来的にこの企業でどのように成長していきたいですか?」 将来のキャリア目標や成長の展望についての詳細を引き出せます。 8. コミュニケーションとチームワーク
「社内のコミュニケーションについて、特に良いと感じる点は何ですか?」 コミュニケーションに関する具体的な魅力を知ることができます。 「チームワークや協力体制についてどう感じていますか?」 チームワークや協力体制に対する感想を引き出せます。 9. 入社時のサポート
「入社時のオリエンテーションやトレーニングについてどう感じましたか?」 入社時のサポート体制や初期研修についての感想を引き出せます。 「入社後すぐに役立ったサポートやリソースは何ですか?」 入社初期に役立った具体的なサポートやリソースについて知ることができます。 10. 改善点と提案
「企業の魅力をさらに高めるために、改善してほしい点はありますか?」 現在の魅力に対する改善点や提案についての具体的な意見を引き出せます。 「他の求職者にこの企業を勧めるポイントは何ですか?」 他の求職者に勧めたい具体的な魅力や強みについての情報を得られます。 これらの質問を用いることで、入社1年目のスタッフから企業の魅力に関する具体的で有益な情報を引き出すことができます。
06.何をヒアリングするのか
求職者が知りたいことについてヒアリングする方法と、スタッフや対象者にヒアリングをして自分たちの特徴を把握する方法があります。気になる点はインタビューなどで深掘りをしていきます。求職者が職場環境について知りたいと考える具体的な点は多岐にわたります。以下にその主な要素を挙げます。
1. 社風・企業文化
価値観とビジョン | 企業の価値観やミッション、ビジョンが自分の考え方やキャリアプランと一致しているか。 |
コミュニケーションのスタイル | オープンでフラットなコミュニケーションが重視されているか、またはトップダウン型の組織か。 |
チームワークとコラボレーション | チームワークを重視する文化があるか、個人の成果が重視されるか。 |
2. 職場の雰囲気
職場の雰囲気 | リラックスした雰囲気か、緊張感があるのか。 |
ドレスコード | カジュアルな服装が許されるか、ビジネスフォーマルが求められるか。 |
3. ワークライフバランス
勤務時間と残業 | 勤務時間の柔軟性や、残業の頻度とその対応策。 |
リモートワークの可否 | 在宅勤務のオプションや、フレックス制度の有無。 |
4. 成長とキャリア開発
トレーニングと教育 | 社内研修や外部セミナー、スキルアップのための教育制度が整っているか。 |
キャリアパス | 昇進や異動の機会、キャリアパスが明確に示されているか。 |
5. 福利厚生
給与とボーナス | 給与水準、ボーナスやインセンティブの制度。 |
休暇制度 | 有給休暇、病気休暇、育児休暇などの休暇制度。 |
福利厚生パッケージ | 健康保険、退職金制度、通勤手当、食事補助など。 |
6. 職場の設備
オフィス環境 | デスクや椅子の快適さ、オフィスの清潔さや設備の充実度。 |
休憩スペース | 休憩室やカフェテリア、リラクゼーションエリアの有無。 |
7. 人間関係
同僚との関係 | 同僚や上司との関係性、チームの雰囲気。 |
ハラスメント対策 | セクハラやパワハラに対する会社の対応や、ハラスメント防止のための施策。 |
8. 企業の安定性と将来性
企業の財務状況 | 企業の経営状態や将来性。 |
市場でのポジション | 業界内での企業の位置づけや競争力。 |
質問事例
スタッフに社風や企業文化についてヒアリングする際に役立つ質問の仕方を以下に示します。これらの質問は、具体的かつオープンエンドであることを心掛けることで、詳細な情報を引き出すことができます。
1. 一般的な企業文化について
「この会社で働く上で、一番好きな点は何ですか?」 | ポジティブな側面を知ることができ、社風の魅力を具体的に理解できます。 |
「社内で特に大切にされている価値観や文化は何ですか?」 | 企業が重視する価値観や行動規範についての具体的な情報を得られます。 |
2. コミュニケーションとチームワーク
「上司や同僚とのコミュニケーションはどのような感じですか?」 | コミュニケーションのスタイルやフローを理解する手助けになります。 |
「チームでの協力やプロジェクトの進め方について教えてください。」 | チームワークや協力体制についての具体的な事例や日常的な働き方を知ることができます。 |
3. ワークライフバランス
「仕事とプライベートのバランスはどのように保たれていますか?」 | ワークライフバランスについての企業の姿勢や実態を知ることができます。 |
「残業や休日出勤の頻度はどのくらいですか?」 | 実際の勤務時間や働き方についての具体的な情報を得られます。 |
4. 成長とキャリア開発
「この会社ではどのようなキャリアパスが考えられますか?」 | キャリアの成長機会や昇進の可能性についての具体的な情報を引き出せます。 |
「研修やスキルアップのための支援制度について教えてください。」 | 教育やトレーニングの機会についての詳細を知ることができます。 |
5. 社内の雰囲気と人間関係
「社内の雰囲気はどのような感じですか?」 | 職場の雰囲気や同僚との関係性についての一般的な印象を得られます。 |
「新しく入社した人が馴染むためにどのようなサポートがありますか?」 | 新人がどのように歓迎され、サポートされるのかを知ることができます。 |
6. 企業の安定性と将来性
「会社の将来についてどう思いますか?」 | 企業のビジョンや長期的な展望についての社員の見解を聞くことができます。 |
「最近の会社の大きな変化やプロジェクトについて教えてください。」 | 企業の動向や現在の取り組みについて具体的な事例を得られます。 |
7. 福利厚生と職場環境
「福利厚生について特に満足している点は何ですか?」 | 福利厚生の実際の利用状況や評価について知ることができます。 |
「オフィスの設備や環境についてどのように感じていますか?」 | 職場の物理的な環境や設備についての具体的なフィードバックを得られます。 |
これらの質問を活用することで、社風や企業文化に関する具体的で役立つ情報を得ることができ、求職者が企業についてより深く理解するのに役立ちます。
07.ヒアリング方法

本音を引き出すポイント
調査対象者一人ひとりの意見を直接聞くことができるのがインタビューです。数値では表現できない個々の考えを知ることができ、より質の高い意見を得ることもできます。

会場やSNSを活用した方法
アンケートは顧客に対して商品の感想を聞いたり、新装品に対する需要の度合いを確認することができます。アンケートでしっかりと回答を得るためには、事前に組み立ておく必要があります。

会社のリアルな情報を得る
口コミサイトは、転職を検討している人や新卒学生も参考にしています。自社の情報が掲載されていなくても、同業者他社の評価情報を得ることによって、自分たちの強みや弱点を発見することができます。
連想して発見する
テーマを設定したら思いついたアイデアを発見するフレームワークになります。メリットは自由な発想で色々なアイデアが生まれる可能性がありますが、デメリットは基本知識や経験が不足していると、アイデアが生まれにくくなります。その場合は情報収集スキルを活用して、Web上にある情報で補足しましょう。

自由な思考でアイデアを出し合う
【ブレインストーミング】
1950年頃にアメリカ広告代理店副社長のアレックス・オズボーンという人物によって考案されたものです。考えが入り交じって連鎖反応が起こることで、これまでになかった新しいアイデアが生まれる可能性があります。

回覧板式に発想シートを回す
【ブレインライティング】
複数人で実施します。回覧板式にアイデア発想シートを回して、アイデアを引継ぎ合いながら広げていく手法です。参加者全員がアイデアを書くことになりますので、必然的にたくさんのアイデアを出すことができます。

短期間で顧客体験の検証ができる
【デザインスプリント】
短期間かつ低コストでアイデアのニーズ検証や、プロトタイプを用いた顧客体験の検証ができるため、スピード感のあるマーケットインが求められるデジタル領域における新規サービス開発においてよく用いられます。
テーマから派生させる
一つのテーマを中心に関連したワードをピックアップして、新たなアイデアを発見するフレームワークになります。メリットは連動性があるので、イメージがしやすくスピーディに進みますが、デメリットはありきたりの内容だけで終わることになります。マーケターシンキングによって視点を切り替えてみましょう。

関連する言葉やアイデアを線で結ぶ
【ウェビンマップ】
中心となるテーマから関連する言葉やアイデアを線で結んで広げていく思考整理の方法です。 頭の中で考えていることを、そのまま近い形で書き出すことで、考えや記憶、アイデアの整理がしやすくなります。

情報整理と因果関係を解明
【マンダラート】
マンダラートは81個のマス目を埋めていく思考ツールになります。真ん中にある大テーマから派生したアイデアになるので、関連性と連動性も強いので、導入しやすいアイデアを考えたい場合にお勧めです。

連想ワードで新たな発見
【エクスカーション法】
あるモノの特徴とアイデアを出したいテーマを掛け合わせて連想する方法になります。一人でも簡単にアイデアの発想ができるので、起業家の人におすすめできる発想法になります。
要素から連想する
テーマや商品などに対して、条件を与えることで生み出すアイデア法です。メリットは、普段から気になっていることはたくさん出ますが、あまり関連しておらず経験が浅い分野においては、意見がほとんど出ません。参加してもらうメンバーの選出に注意しましょう。

もっと良くなるアイデア
【希望点列挙法】
希望点列挙法とは、「こうすればより良くなる」というアイデアをなるべく多く書き出し、その中から現実味のあるものを抽出したうえで磨き上げていく手法です。外部環境や内部環境を気にしない発想が新しい企画や改善策が発見できます。

マイナス面から掘り起こす
【欠点列挙法】
検討テーマの欠点や短所、デメリットなどネガティブな点を最初に明らかにしていき、それらのネガティブな要素についての解決策を検討する方法になります。私たちにとってはマイナスでも顧客にとっては価値になることもあります。
視点を変えたアイデア
ペットボトルはドリンクの容器ですが、世界中で様々な再利用がされています。容器の形を生かしものからキャップを閉めることを活用した物など様々です。発想の転換によって新たなアイデアを生み出すことができますが、経験が全くない場合は想像ができません。参加するメンバーの選出が重要です。

課題と逆の解決策を考える
【アンチプロブレム】
「課題と逆の解決策を考えるアイデア発想法」です。課題を直接解決する方法ではなく、正反対の課題を想定し、その解決策を考え、本来の課題に対する解決策の糸口を見つけることが目的です。

答えるだけでアイデアを発想
【オズボーンのチェックリスト】
あらかじめ用意された質問に答えるだけで、これまで気づくことができなかった発想や視点でアイデアを発見することができます。誰でも手軽に取り組むことができるので初心者向けです。

短時間でアイデアが量産
【SCAMPER】
7つの質問リストに回答していくだけでアイデアを広げることができる手法なので、誰でも手軽に参加することができます。限られた時間の中で効率的なアイデアの創出した場合にお勧めです。

6つの視点で議論が活発になる
【シックスハット法】
6つの色(帽子)にはそれぞれの役割があり、色を担当者した人は与えられた視点(立場)で議論に参加をします。同じようなアイデアばかりで煮詰まってしまうことを防ぎます。

コストを抑えて価値を高める
【ERRC】
バリューイノベーションでは、同業他社が力を入れている部分を把握して、他社が重要視していていない部分で自社の独自性を発揮できるアイデアを発見し、競争を避けると同時に差別化を図ります。
情報を整理する
収集したアイデアを目的に合わせて整理する際に活用できるフレームワークになります。

誰でも効率的に収束できる
【KJ法】
KJ法はさまざまなアイデアを効率よくまとめることができるだけでなく、アイデア同士の関係性が見えてくることで、今まで自分たちが考えられなかった思わぬ発見に繋がる可能性があります。

トレードオフの決断に役立つ
【Pros&Cons】
どちらか一つしか選択できないトレードオフが前提とする場面において、自分の意見とは真逆の選択肢についてもメリットを考える必要があるため、思いもよらないアイデアが浮かぶ可能性があります。

問題や原因の発見が容易になる
【ロジックツリー】
ある事柄に対して問題や原因など、その事柄を構成している要素をツリー状に書き出すことで、解決法を導き出すフレームワークです。問題を可視化して分解することによって、複雑な事柄を捉えやすくなります。

原因と結果の関係性を見える化
【フィッシュボーン】
一つの結果を生み出す原因は一つではないケースがほとんどです。これらの様々な要因の関係性を可視化した特性要因図は、その形が魚の骨に似ているところから「フィッシュボーンチャート」とも呼ばれます。

優先順位が整理できる
【セブン・クロス法】
メンバーが課題解決のために共通理解するときなどに効果的な収束技法になります。出てきたアイデアを整理して優先順位をつけ、まず何をすべきかを明らかにすることができます。

ポジショニングや優先順位の判断
【マトリクス分析】
状況がひと目で判断できるため、会議やプレゼンにおいて相手を説得したいときにも有効です。情報を視覚的に伝えることで、ビジネスの戦略や方向性を組織内外に共有しやすくなります。
08.ヒアリング情報の分析
内部環境を整理する際に闇雲に質問をするのではなく、リサーチをしたい目的に応じて作成されたフレームワークを活用することで、質問する項目を絞り短時間で収集と分析が可能になります。マーケターが利用しているフレームワークをご紹介します。皆さんの会議でもぜひ活用してみましょう。

競争優位性を発見
【VRIO分析】
会社や地元のどのようなところに競争優位性があるのかを明らかにするフレームワークです。強みと弱みを浮き彫りにできるだけでなく、強化すべきかについて把握したい時に活用します。

成功要因を発見
【3C分析】
自分たちで修正できる内部要因(自社)と、自分たちでは支配できない外部要因の両者を分析することで、KSF(Key Success Factor:成功要因)の発見につなげていきます。

市場で勝てる立ち位置を発見
【SWOT分析】
自社地元の競合を分析した情報をもとに、市場で勝てる立ち位置を見つたい場合に活用するフレームーワークになります。これまでの情報を集約することで分析しやすくなります。

利益が減少してきたらチェック
【バリューチェーン分析】
自社の強みや業界での優位性を知り、利益を最大化できるところにあります。自社が取り扱っているサービスの流れを改めて点検することでコスト削減も可能になります。

自分たちの魅力を再発見
【ジョハリの窓】
対人関係を良好にするために自分のことを分析する際に役立つツールになります。個人ではなく会社や地域にすることで、自分たちでは気づいていない魅力や強みなどを整理していきます。

進むべき方向性やシナリオ
【SPT分析】
STP分析は自社がどういう商品・サービスを提供し、顧客に対しどのようにアプローチすべきかを明確化にするフレームーワークになるので、競合が多い業界にオススメです。

顧客ニーズに合った事業を考案
【ビジネスモデルキャンバス】
ビジネスモデルキャンバスは、以下の9要素に関してポイントを整理し、ビジネスモデルを分析していくフレームワークだ。新たなアイデアのヒントを得る際に役立つだろう。

顧客の価値と自社の強み
【バリュープロポジションキャンバス】
顧客のニーズに合致した価値提案を作成するためのツールです。このキャンバスは、企業が提供する製品やサービスが顧客にとってどのように価値を持つかを明確にするために設計されています。
09.ワークシート
膨大な情報の中から自社の動向や分析をするためのフレームワークになります。調査には定量と定性があります。定量とは給与や休日など数値化できることです。定性とは数値化できない福利厚生や仕事内容になります。情報収集する中で気づいたことや閃いたことも記録しておきましょう。
|定量調査
チェック項目 | 自社 | ライバルA B C・・・ | 気づき/アイデア |
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給与 | |||
休日 | |||
平均年齢 | |||
勤続年数 | |||
残業時間 | |||
有給休暇取得日 | |||
介護休暇取得日 | |||
仕事を覚える期間 | |||
離職率 | |||
男女比 |
|定性調査
チェック項目 | 自社 | ライバルA B C・・・ | 気づき/アイデア |
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企業文化 | |||
職場の雰囲気 | |||
ワークライフ | |||
キャリア開発 | |||
福利厚生 | |||
職場設備 | |||
人間関係 | |||
将来性 |
お知らせ
WebサイトやSNSが進化したことで、国内だけでなく海外の情報も手軽に入手できるにようになり、顧客にとっては選択肢が増えたので喜ばしいことですが、企業側としては、膨大な情報量の中から自分たちの存在を知ってもらうことが困難な状況になりました。そこで、企業や団体が情報を外部に発信し、良好なイメージを構築・維持するための活動である「広報スキル」が求められるようになりました。
CEVSTYでは、広報スキルを身につけるだけではなく、動画撮影や画像編集もできるようになるので、広報の訴求効果をさらに高めることができます。一人ひとりのスタッフがこのスキルを習得することで、企業にとって大きなプラスになります。
現在提供しているサービスについては、企業の状況に合わせてオーダーメイドで研修を組み立てるため、年間でのご契約に限りがございます。ご興味があるご担当者様は取り急ぎ、お問い合わせ等をしていただけると幸いです。