これからのビジネスに必須な人材
クリエイティブマーケター
🟦 こんな方にオススメ
- フォロワーを増やしたい
- そもそも何をしたらいいのか不明
- 成功アカウントの事例を知りたい
- 外注しても成果が上がっていない
🟦 習得内容
- アカウントについて
- アカウント戦略
- アカウントの事例
- アカウントの見つけ方
せっかく皆さんのアカウントやチャンネルが発見されても、中身を見てもらえなければ訴求することはできません。アカウントのフォロワーを増やすためにはプロにお願いするしかないと思っていませんか?ここでは、無料で専門的な知識やデザイン力がなくても実施できる対応策についてご紹介します。
レッスン内容
1 アカウント運用のメリット
SNSアカウントの運用には多くのメリットがあり、個人やビジネスにさまざまな利点をもたらします。以下は、SNSアカウント運用の主なメリットです。
🟦 広告とプロモーションの効果的な手段
SNSプラットフォームは数十億人以上のユーザーが集まる場所であり、広告やプロモーションを効果的に展開できます。ターゲットオーディエンスを簡単に特定し、広告の表示をカスタマイズできます。
🟦 ブランド認知度向上
SNSアカウントを運用することで、ブランドや製品の認知度を高めることができます。コンスタントな投稿やコンテンツ共有により、ブランドの存在感を増強します。
🟦 ダイレクトコミュニケーション
SNSはリアルタイムのダイレクトコミュニケーションを可能にします。フォロワーとの対話を通じて、顧客の質問やフィードバックに迅速に対応できます。
🟦 ターゲット広告とデータ分析
SNS広告プラットフォームは高度なターゲット広告オプションを提供し、広告キャンペーンの効果を最適化できます。また、データ分析を通じて広告の成果を追跡し、改善策を見つけることができます。
🟦 コミュニティ構築
SNSはフォロワーとのコミュニティを形成するための素晴らしいツールです。ファンや支持者とのつながりを強化し、ロイヤルカスタマーを育てます。
🟦 リアルタイム情報伝達
最新情報やアップデートをリアルタイムで共有できるため、SNSはイベント告知、製品ローンチ、緊急情報伝達などに役立ちます。
🟦 グローバルリーチ
SNSは世界中のユーザーにアクセスできるため、国際市場に進出する企業にとって有益です。
🟦 まとめ
SNSアカウント運用は、ブランドの成長、リーチ拡大、コミュニケーションの強化など、多くのビジネス目標を達成するための効果的なツールです。ただし、効果的な運用には計画と戦略が必要で、注意が必要な課題も存在します。
2 アカウント運用の注意点
SNSアカウントの運用には多くのメリットがありますが、一方で注意点や課題も存在します。以下に、SNSアカウント運用の一般的な注意点になります。
🟦 時間とリソースの消費
SNSアカウントを運用するには、定期的な投稿やコンテンツ制作、コミュニケーション応答など、時間とリソースを投資する必要があります。適切な運用にはコンスタントな取り組みが必要です。
🟦 負のフィードバック
SNS上での意見やコメントは多様であり、時にはネガティブなフィードバックやクレームが寄せられることがあります。これに対処するために、迅速で適切な対応が求められます。
🟦 プライバシーの問題
SNSでの情報共有はプライバシーの問題を引き起こす可能性があります。特に個人情報や機密情報の誤って公開されるリスクがあります。
🟦 アルゴリズムの変更
SNSプラットフォームは頻繁にアルゴリズムを変更し、コンテンツの有効性や表示順位に影響を与えることがあります。これにより、有機的なリーチや影響力が減少する可能性があります。
🟦 競争激化
SNS上で競争が激化しており、多くのブランドや個人が同じターゲットオーディエンスにアプローチしようとしています。このため、注目を浴びるのは難しくなっています。
🟦 不適切なコンテンツ
SNS上で不適切なコンテンツや攻撃的なコメントが公開されることがあります。これに対処するためには、モデレーションやコンテンツ規制が必要です。
3 アルゴリズム
SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)のアルゴリズムは、ユーザーが投稿されたコンテンツをどのように表示し、ユーザーエクスペリエンスを最適化するかを決定する重要な要素です。アルゴリズムは定期的に更新されていますが、SNS側がどんな投稿コンテンツに対して高い評価を知っておくことは、アカウントのフォロワーを増やしていく重要な要素になります。
ミッション | コミュニティづくりを応援し、人と人がより身近になる世界を実現する |
評価スコア | ・誰が投稿したか ・いつ投稿したか ・コンテンツの種類 ・予測と実際のスコア |
ミッション | 大切な人や大好きなことと、あなたを近づける |
評価スコア | ・投稿を数秒見る ・コメントする ・いいねする ・シェアする ・プロフィール写真 ・ストーリーズの視聴 ・ストーリーズの返信 ・保存 |
🟦 X(twitter)
ミッション | 言語や文化などの障壁をなくして、思いついたアイデアや見つけた情報を一瞬にして共有する力をすべての人に提供すること |
評価スコア | ・リポスト ・コメント ・いいね ・保存 |
🟦 YouTube
ミッション | 表現する場所をあらゆる人に提供し、その声を世界中に届けること |
評価スコア | ・視聴完了率 ・評価数 ・コメント数 ・総再生時間 |
🟦 TikTok
ミッション | 創造性を刺激し、喜びをもたらす |
評価スコア | ・いいね率 ・シェア率 ・フォロー率 ・コメント率 ・平均再生時間 ・再生完了率 ・ダウンロード数 ・プロフィール閲覧率 |
4 マーケティング心理学
マーケティング・ビジネス分野では行動心理学の研究を応用し、消費者へのアプローチ方法や、広告、商品の購買意欲を向上させるといった戦略的な手法が編み出されています。アカウント運用においても導入して、アルゴリズムの評価スコアをアップして、アカウントの価値を高めていきましょう。一部を紹介します。
🟦 バンドワゴン効果
概要 | 人が持っているから自分も欲しい、流行に乗り遅れたくないと言う心理が作用し、他者の所有や利用が増えるほど需要が増加する効果 |
キーワード | 「大流行」「大人気」という言葉や「行列」や「トレンド」のようなキャッチコピーを用いて、人気ランキングなどを表示させると効果を発揮します |
🟦 スノッブ効果
概要 | 他人とは違うモノが欲しいという心理で、簡単に入手できないモノに惹かれるため、みんなが入手できるようになると需要が減少 |
キーワード | 限定品や一点モノなど、希少なモノに惹かれるため、残り1点などの数量限定、春限定・地域限定・タイムセール・会員限定などで希少性を目立つように表示することがポイントです |
🟦 カリギュラ効果
概要 | カリギュラ効果とは、禁止・制限されることで、絶対に開けてはいけないと言われたら、開けたくなる心理のことです |
キーワード | 「閲覧注意」などのタイトルも効果があります。Webサイトでは、内容を途中まで閲覧できる状態から、会員登録をしなければ続きが見れない仕様なども、会員数の獲得につなげることができます |
1 何のために行うのか?
アカウントの目的では、SNS運用によって達成したいゴールが何かを決めておく必要があります。
アカウントの目的 | ・認知獲得 ・ファンの育成 ・購入意欲の向上 ・関係性の強化 |
2 誰に向けて発信するのか?
対面で直接お客様を対応する場合は、カウンセリングしながら顧客の思考や価値をリサーチできますので、臨機応変に対応することができます。しかし、オンラインでは、コミュニケーションのやり取りが発信側と受取側の一方通行になりがち(チャットなどの機能はありますが)です。そのため、広い情報にしてしまうと、顧客に対する訴求が弱くなるため、ターゲット層を絞って、的確なコンテンツを提供することが成果へとつながっています。アカウントを見てくれるターゲットはどんな人でしょう。
ターゲットは誰か? | ・性別 ・年齢 ・地域 ・職業 ・家族構成 など |
3 SNSはどこを利用するのか?
特徴 | 世界でアクティブユーザーが最も多い実名なので、オフラインでも繋がりがある人との関係性が反映される傾向があり、信頼構築に向いています |
エンゲージメント率 | 高い |
拡散力 | 弱い |
おすすめ | BtoB、海外展開の企業 |
特徴 | 視覚的な訴求がメインであり、写真や動画にしたインパクトのあるコンテンツを発信することが得意です。 |
エンゲージメント率 | 高い |
拡散力 | 中(リール動画は強い) |
おすすめ | ファッション、コスメ、料理、飲食、ライフスタイルに関連するBtoC向け |
🟦 X(twitter)
特徴 | 画像や動画も可能ですが、短いテキストでコミュニケーションができ、リアルタイム性のあるコンテンツ発信に向いています |
エンゲージメント率 | 低い |
拡散力 | かなり強い |
おすすめ | 新商品やイベントが多かったり、季節ごとに様子が変化する分野など |
🟦 LINE
特徴 | 1対1のコミュニケーションが可能であり、顧客の段階に応じたセールスや顧客育成ができます。 |
エンゲージメント率 | 非常に高い |
拡散力 | 弱い |
おすすめ | 飲食店やヘアサロン、個別性の高いサービスや商材の分野など |
🟦 YouTube
特徴 | テレビやVTRのような用途が可能であり、幅広い世代が利用しています。商品や企業のイメージはもちろん、マニュアルや風景などにも向いています |
エンゲージメント率 | 中 |
拡散力 | 中(ショート動画は強い) |
おすすめ | BtoB,BtoCともに向いており、ジャンルも幅広く活用できます |
🟦 TikTok
特徴 | 簡単に動画編集ができるシステムによって、編集経験がない人でも手軽に制作でき、独自のアルゴリズムによって、フォロワーに関係なく拡散されます |
エンゲージメント率 | 中 |
拡散力 | 強い |
おすすめ | 動きに特徴がある商品やサービスなど |
🟦 ポッドキャスト
特徴 | ラジオのように音声コンテンツを配信することで、製品・サービスの認知拡大やブランディングを図ることができ、「ながら聴き」に適していることから、運転や受験中など、画面を見ることができない顧客にアプローチできます |
エンゲージメント率 | 高い |
拡散力 | 中 |
おすすめ | 観光、歴史、デザイン、裏舞台、ライフスタイル、ビューティ、ファッション、仕事、メンタルケア、グルメ、健康、恋愛、人間関係、ガジェット、北欧家具 |
4 何を発信するのか?
誰のどんな価値に応えることができるのか?製品やサービスを利用することで顧客が得るものは何か?皆さんの製品やサービスの魅力は何か?発信するコンテンツについて3つの項目を決めていきます。
🟦 テーマ
テーマとは、料理のジャンル場合、ダイエットに効果的な料理、短時間で作れる料理、火を使わない料理など、大項目である料理に対して細分化した中項目のことです。テーマを絞ることで他のアカウントとの差別化を図ることができ、視聴者に発見されやすくなります。
🟦 コンセプト
コンセプトでは、誰にどんな情報を提供しているのかを決めていきます。誰の部分では、主婦向けなのかサラリーマン向けなのか学生向きなのかを特定していきます。どんな情報の部分では、料理であれば、ダイエットのレシピなのか時短のレシピなのか火を使わないレシピなのかなどです。
コンセプトを決めたら、SNSでコンセプトに関連するワード検索をして、競合やすでに投稿しているアカウントをリサーチしてください。そうすることで、例えば、小さい子ども向けに忙しいお母さんが火をつかわずに電子レンジだけで調理できる需要があることが判明します。コンセプトを絞ることで投稿内容やテロップの表現も統一感が出るので、興味を持った顧客がフォローしてくれます。
🟦 投稿
最後は投稿内容について検討していきます。先ほどの火を使わない電子レンジであれば、肉、魚、野菜などでどれが人気レシピなのかを調査してください。特定のレシピに絞った方がいいのか、それとも幅広いレシピに需要があるのかを判断していきます。サジェスト検索によって関連するワードを再検索することで、投稿企画を立案することができます。
投稿が見られているのは内容が良いことはもちろんですが、デザインも重要になってきます。投稿デザインを参考するためのチェックポイントが下記になります。
チェックポイントはこちら
- 統一感をどのように出しているのか
- どんな画像を1枚目に使用しているのか
- 使っているフォントは何か
- 投稿頻度はどれぐらいなのか
- 投稿枚数は何枚ぐらいなのか
- どんな言葉づかいで投稿しているのか
- 文字の大きさや色は何を使っているのか
- 文字の量
- 文章の構成
- 顔出しはしているのか
- 写真や動画の撮り方
5 訴求方法をどうするのか?
メインとなる発信方法を決めていきます。主に4つの方法があります。それぞれのメリットやデメリットを理解して、最適な方法を決定していきましょう。
🟦 動画
特徴 | 動画は音声、映像、動きを組み合わせたリッチなコンテンツを提供し、情報をより豊かに伝えることができます。動画はキャラクターの表情、音声、音楽などを通じて感情を効果的に伝えることができます。 |
注意点 | 一つのコンテンツを制作するために、他のツールに比べて労力がかかります。 |
🟦 画像
特徴 | 写真は瞬間をキャプチャすることができ、静止画像として特定の瞬間や風景を美しく捉えることができます。写真は印刷物に使用でき、ポスター、パンフレット、広告などさまざまな媒体で活用できます。 |
注意点 | 動的なプロセスや詳細な説明を提供するのは難しい場合があります。感情を伝えるのに限られており、音声や動きが不足しているため、一部の情報伝達に制約があります。 |
🟦 文字
特徴 | 巧妙に構成されたテキストは読者の関心を引き、興味を持たせることができます。魅力的なコピーはコンバージョン率を向上させる要因となります。 |
注意点 | 言葉だけでは視覚的な情報や感情を伝えるのが難しいため、商品やサービスの実際の体験を伝えるのに制約があります。 |
🟦 音声
特徴 | 音声は感情や人間性を豊かに伝えるのに優れています。話し手の声のトーンや感情が伝わり、親近感を生み出すことができます。 |
注意点 | 音声のみのコンテンツでは視覚的な情報が不足し、製品やサービスの詳細説明やビジュアルデザインが伝えにくいことがあります。 |
1 Instagram
🟦 ファッション
🟦 グルメ
🟦 ビューティー
🟦 観光
🟦 雑貨・小物
2 YouTube
1 検索
🟦 発見タグ
発見タグは、アプリを開いた場合いに表示される虫眼の部分にキーワードを入力して検索する方法です。キーワードには、ビック、ミドル、スモールといったカテゴリーが存在しており、ビックは一般的に使用されるワードになり、スモールは専門的であったり一部の人が知っているキーワードになります。狙い目はミドルです。ちょっと知っている人であれば分かる言葉などで検索して、アカウントやチャンネルなどを発見していきましょう。
🟦 サジェスト
サジェストとは、検索でキーワードを入力したら表示される「関連ワード」になります。AIが入力されたワードに関連して他の人が追加で検索しているワードを表示してくれる機能になります。自分では興味がなくても他の人が検索しているワードを発見することができるので、そのワードについてさらに検索していきましょう。
🟦 ハッシュタグ
ハッシュタグ検索は、タグづけされたコンテンツだけを表示してくる便利な機能検索になります。#花火大会と検索すれば、キャプションに#花火大会と入力された投稿だけが表示されます。Instagramはハッシュタグの件数も表示されるので、タグづけされているキーワードの認知度を確認することができます。
2 再生回数
すでに多くのフォロワーがいるジャンルに正面から参入しても、アカウントを発見してもらうことすらできません。まずは、ニーズの掘り起こしを行うために、投稿数が少ないのに再生回数やフォロワーが多いアカウントを探してください。
投稿数が多いにも関わらず再生数が減少しているのは、需要の減少や競合の増加が考えられます。逆に投稿数が少ないないのに再生数が多いということは、需要が増加している可能性が高くなります。そのようなジャンルやテーマは、これから伸びる可能性があります。30から40個ぐらいのアカウントをリサーチして伸びている理由や傾向を掴むことは、今後のアカウントを運営していく上で重要になっていきます。
ただし、芸能人やタレント、女性で露出が多かったり男性でイケメンである場合は、内容よりも人物にフォーカスされているので、そのようなアカウントは参考にしないでください。
3 エンゲージメント
エンゲージメントとは「いいね、コメント」などになります。一般的にエンゲージメントまでしてくれる視聴者の割合は2〜5%ぐらいだと言われています。つまり、1000いいねがある場合は、20万以上の人が見ている可能性があります。動画は再生回数を一般視聴者も確認できますが、画像などの投稿に関してのリーチ数は投稿者しか確認することができません。再生回数と同じようにこれらのエンゲージメントが多いコンテンツを多く投稿しているアカウントは参考になることが多くあります。
1 アカウント名
アカウント名は、発見タブで検索する際に表示される重要なワードになります。例えば美容室等の場合、下記の項目を参考にアカウント名をチェックしてみましょう。
地名やエリア名 | 東京や渋谷など特定の場所に関連するワード。目立たせるために【】で囲うこともおすすめです。 |
美容室の名前 | 具体的な美容室の名前をそのまま入力する。 例:@beautysalon_name |
施術内容 | 「カット」や「ヘアカラー」「パーマ」など特定の施術内容に関連するワード。 |
スタイリストの名前 | 自分のフルネームやニックネームなどを入力。 例:@stylist_name |
ヘアスタイルやトレンド | 「ボブ」や「ロングヘア」「メンズカット」など、特定のヘアスタイルやトレンドのワード。 |
特徴を示す | 「ショートが得意」や「くせ毛はおまかせ」など、特徴や売りを表す。 |
特別なニーズ | 「子供連れOK」や「個室」など、特定のニーズに応えるワード。 |
- 名前:都内一人暮らしOL
- 名前:ズボラダイエットレシピ
- 名前:低身長男子の恋愛術
- 名前:GU大好き社会人
- 名前:社会人1年目からの貯金術
2 ユーザー名
ユーザー名は、自分がフォローしたりコメントしたりする際に表示されるネーミングになります。ユーザー名はなるべくアカウント名と似たようなものをつけるようにしてください。似たようなネーミングにすることで、アカウントに統一感を出すことができます。
3 プロフィール
プロフィールには,アカウントの概要や自己紹介などが表示できます。たくさんあるアカウントの中で「価値があるもの」に反応してくれます。顧客にとって有益な情報であればフォローされ,後から試したいと思ったコンテンツは保存されます。
コンセプト | 顧客が抱える悩みや課題 |
メリット | このアカウントの特徴 |
ベネフィット | このアカウントを見ることで得ることができるお得な情報や利得 |
実績 | コンテストや賞などの受賞や経歴など |
性格や人間性 | 親近感が持てたり共感できるワード 例:2児のママ |
投稿頻度 | 特定の曜日や時間帯、不定期など |
告知 | 「予約状況や詳細はストーリーズで」 |
4 アイコンの画像
アイコンは、自分の写真やイラスト、ロゴなどを使用します。何を使用しても問題ありませんが、アカウントの雰囲気や統一感に合わせることが重要です。アイコンは画像なのでアカウントのイメージと直結する傾向があります。奇抜な写真や関連性のない画像は、視聴者を混乱させるので、選ぶ際は好きな写真ではなくアカウントに合わせるようにしましょう。
5 トンマナ
トンマナとは「トーン&マナー」の略語であり統一性を指しています。企業がマーケティングを行っていくうえで、広告やSNSで使用する素材のデザインや雰囲気に統一感を持たせることをいいます。写真や動画の世界観、文章の口調、文字のフォント、広告で使用するカラーなどを統一させることで、その企業らしさをわかりやすくアピールします。
配色 | 配色のトンマナは、3色までに抑えましょう。色の組み合わせが多すぎるとイメージがバラけてしまい、トンマナをそろえるつもりが逆に何を伝えたいのかわかりづらいという結果に陥ってしまいます。3色以内で配色を決めることで、企業やブランドイメージが明確に伝わりやすかったり、さまざまなコンテンツを制作するうえで配色をいちから検討する手間も省けます。 |
フォント | フォントによって、カジュアルやポップ、ビジネス的などさまざまなイメージに変化します。読み手が使用するデバイスによって表示されるかどうかも変わってくるため、どんな環境で読んでいても読みやすいフォントを選びましょう。 |
画像 | 自然派の素材を使用した商品イメージをアピールするため、ナチュラルなテイストの写真やアースカラーで広告を制作する。 |
文章 | 親しみやすい企業イメージを印象付けるため、SNSでは絵文字や顔文字を使用したり、カジュアルな口調を心掛ける。 |
6 キャプションの書き方
キャップションとは、写真が動画の下部分に表示されるテキストのことです。解説であったりアナウンス用として使用します。どうしても内容としては宣伝であったり説明文で長くなりがちです。文章の構成もどのようにしたらいいのか不安だと思います。何を書いたらいいのか分からない場合は、競合のアカウントを参考にしてください。今回の場合は古い投稿ではなく新しい投稿を参考にします。
すでにフォロワーいるアカウントであれば、投稿者もユーザーが何に興味を持っているのかリサーチしています。最新の情報が最も関心度が高いことを教えてくれるので、文章の構成やトレンドのキーワードなども非常に参考になります。
文章が苦手な場合は、Chat GPTを活用して、AIに文章を作成してもらいましょう。
7 購入や申し込みへの遷移
動画やコメント情報をチェックして購入したいと思った人が次に思うことは、どのようにしたら買うことができるのか?になります。ストーリーやプロフィールの部分にウェブサイトのアカウントを必ず設置しておきます。予約や料金の支払い、商品の郵送やセキュリティーに至るまで、色々と面倒な手続きや設定を誰でも簡単に始められるサービスがどんどん開始されています。
ウェブサイトに訪れた見込み客によってはすぐに予約や購入したい人もいますが、もう少し商品やサービスについて知りたい場合もあります。その時に活用するのが「ランディングページ」です。ランディングページは、商品やサービスについての「案内」に特化したページになります。ホームページのトップにリンクされていると、どこに情報があるのか探さないといけないので、見込み客が離脱する可能性が高くなります。
SNSのアカウント運用が軌道に乗ることで、集客や販売の成果を上げることができますが、競合も多くプロが運用しているアカウントに対抗するためには時間がかかります。アカウント運用の代行会社を活用することも重要ですが、内部のスタッフがメカニズムやポイントを把握しておくことで、代行会社と協働することができます。CEVSTYにおいても運用代行の事業を今後予定しておりますので、ご興味のある方はお問い合わせください。