これで迷わなくなる
アプリを選ぶ際のポイント
動画編集をするためにはアプリが必要になります。アプリには有料と無料のものがあり、それぞれ使用できる機能や操作方法が異なります。アプリを選ぶ際のチェックポイントを解説します。
動画解説
アプリのスペック
料金について
アプリ自体が有料の場合もありますが、ほとんどが無料で入手することができます。動画制作に必要な基本機能も利用できます。特定の機能について課金が必要な場合もありますので、各自でご確認ください。
書き出し時間
書き出しとは、全ての編集が終わったら動画に仕上げて保存することです。この書き出し時間がアプリによって制限がかかっている場合があります。制作する内容によっては1時間以上の再生時間になる場合もあります。せっかく制作した動画が保存できないことがあるので、事前に確認が必要です。
対応OS
iPhoneとiPad向けのモバイルオペレーティングシステムであるiOSと、Googleが開発した携帯汎用オペレーティングシステムであるAndroidが主流になります。どちらのOSに対応しているのか確認しておきましょう。書き出しをした動画はどちらでも再生できまます。
ウォーターマーク
ウォーターマークとは、書き出した動画の画面上にアプリのマークを薄く表示させることです。全ての機能が無料で使える代わりに、宣伝としてマークが表示されます。課金をすればウォーターマークを消すことができます。見栄えに影響を与えるため、ウォーターマークはなるべく消去することをお勧めします。
最大解像度
解像度が高くなるほど画質が美しくなります。無料のアプリであれば、1080pの地上デジタル放送並みの画質が一般的です。高画質である4Kで撮影しても、アプリが1080Pにしか対応していなければ、1080Pでしか書き出しはできません。画質を重要視する映像が多い場合は、解像度が4Kまで対応しているアプリを選ぶようにしましょう。
フレームレート
フレームレートとは1秒間に何枚の画像を映し出すのかを示す基準となり、30fpsであれば30枚、60fpsであれば60枚になります。枚数が多ければ多いほど滑らかな映像になるので、激しい運動やダンス、動きが速い被写体などの動画が多い場合は、60fpsに対応しているアプリを選ぶようにしましょう。ちなみに24fpsは映画館のフレームレートになり、人間の目に最も近いと言われています。
編集機能
無料でできる機能や課金が必要な場合がありますので、代表的な機能についてご紹介します。
フィルタ(色補正)
フィルタは色補正の編集になります。イメージしやすいのはモノクロなどになります。モノクロは彩度を低く設定することで表現できますが、アプリによって初めから調整したデザインが用意されていて、ユーザーは選ぶだけでおしゃれな色合いに調整することができます。フィルタを課金するアプリはアップグレードが多く、種類も豊富にあります。


エフェクト(特殊効果)
エフェクトとは特殊効果の編集機能になります。写真が映像にスピンやズームなどの特殊な動きを追加することができます。動画全体がアクティブな印象になるため、ショート動画やオープニン映像などに使用されます。
スピード(速度調整)
挿入した映像クリップに対して、速度を速くしたりスローにする機能になります。2倍速や5倍速で調整できる場合や手動で速度変更できるアプリもあります。
リバース(逆再生)
物体が落ちる瞬間を逆再生したり、地面にぶつかる瞬間を強調したい場合や時間の経過を巻き戻す演出などに活用できる機能になります。自動で逆再生に変換できるので、様々な演出を作り出すことができます
ピクチャインピクチャ(差込)
PIPとも表記されており、同時に別々の映像や画像を映し出すことができる機能です。写真や画像は無料でも映像は有料になるアプリもあります。イメージとしてはテレビのワイプやニュース番組のキャスターの隣に映し出される映像のようなものです。この編集ができることによっても様々な演出を生み出すことができます。
クロマキー(合成)
クロマキーとは合成映像が作れる機能のことを言います。グリーンバックとも呼ばれ、映画などでもよく使用されています。緑色のバック紙で演技して緑の部分を透明化することで映像や画像を合成することができます。クロマキーの機能が初めからないアプリもあるので、合成映像にチャレンジする予定がある場合は、必ずチェックしておきましょう。
キーフレーム
キーフレームとは、動画を再生中にテキストや画像を自由に動かすことができる機能になります。自由に動かすことができるので、動画の邪魔にならない場所に映し続けることができます。移動だけでなく色を変えたり、様々な機能を複合して使用できるアプリもあります。
サウンド編集機能
BGMや効果音などサウンドに関する編集機能についてご紹介します。
BGM
BGMは動画の印象を大きく変える影響があるため、曲選びは重要になります。流行の音楽を使用したいところですが、著作権があるため使用する際は注意が必要です。アプリによって内蔵されている曲が複数用意されています。用途の範囲はアプリによって異なりますが、一般的な使用であれば問題なく利用できます。また、内蔵されている曲以外を使用した場合は外部から保存するインポート機能がありますが、iPhoneであればiTunesに保存しないと利用できないアプリもあります。
効果音
効果音は演出効果を高める際に重要な役割を果たします。ほとんどのアプリに効果音が内蔵されており、無料で使用することができます。種類はアプリによって異なり、同じ種類でも音の大きさや鳴り方は違います。外部の効果音も挿入することができるインポート機能があるアプリもあります。
インポート
インポートとは、外部から音楽を取り込む機能のことです。アプリに共有することで、動画に挿入することができます。商用利用の場合は、著作権の侵害に該当するため、音源の利用規約で確認をしてください。
アフレコ
アフターレコードの略で映像を見ながら自分の声を後から録音して動画に挿入することができます。ナレーションのような動画も制作することができます。スマートフォンのマイク機能は性能がいいので、外部マイクを用意する必要がありません。クオリティが必要な場合は、外部マイクを用意してください。
テキスト編集機能
テロップや字幕などに活用するテキストに関する編集機能になります。
文字の装飾
文字の色を変えたり、陰影や輪郭を加えることで、文字を強調させたりする機能になります。アプリによっては、すでに用意されているデザインを選択する場合もありますが、自分で色やデザインを作る機能が搭載されているアプリもあります。
フォント
映像の中で使用するフォントは、動画全体の印象に大きく影響を与えます。読ませることを目的とした可読性の高いフォントとデザインや一瞬文字を見せいた視認性が高いフォントを使い分けることによって、訴求効果をさらに高めることができます。アプリによって内蔵されているフォントの種類が全く違います。外部のフォントをインポートできる機能を備えたアプリもありますが、ひらがなやカタカナに対応して漢字に対応していない場合もあります。また、アプリと外部フォントのプログラムミングにバグが発生して、文字が正常に表示されない場合もありますので、漢字を多く使用する場合は事前に確認をして作業を進めてください。
フィルタ
文字の装飾では表現できないデザインにすることができる機能になります。課金して利用できるアプリがほとんどです。デザインや表現が広がりますが、他のアプリでフィルタ加工することもできますので、種類やデザインを確認してみましょう。
アニメーション
アニメーションとは、文字を表示させたり消したりする機能になります。人物の名前を紹介してすぐに消す場合などに活用できます。文字を表示させるまでの時間を調整できる場合もあります。アニメーションの種類もアプリによって異なっており、同じ名前でも動き方が違うので、事前確認が必要です。
読み上げ
入力した文字を読み上げる機能になります。男性や女性などの声のタイプを選択したら、AIが文字を認識して読み上げてくれます。アフレコができない場合などに便利です。声の種類もアプリによって異なります。
お知らせ
WebサイトやSNSが進化したことで、国内だけでなく海外の情報も手軽に入手できるにようになり、顧客にとっては選択肢が増えたので喜ばしいことですが、企業側としては、膨大な情報量の中から自分たちの存在を知ってもらうことが困難な状況になりました。そこで、企業や団体が情報を外部に発信し、良好なイメージを構築・維持するための活動である「広報スキル」が求められるようになりました。
CEVSTYでは、広報スキルを身につけるだけではなく、動画撮影や画像編集もできるようになるので、広報の訴求効果をさらに高めることができます。一人ひとりのスタッフがこのスキルを習得することで、企業にとって大きなプラスになります。
現在提供しているサービスについては、企業の状況に合わせてオーダーメイドで研修を組み立てるため、年間でのご契約に限りがございます。ご興味があるご担当者様は取り急ぎ、お問い合わせ等をしていただけると幸いです。